あちら(米国)の友人からコレを観ろとようつべつきのメールが来た。
第一に感じたのは、我が国の「まんが日本昔ばなし」とゲキメーション「妖怪伝・猫目小僧」みたいだなと。
でもなかなかよく出来ているし、ラヴクラフトの本質をびっくりするくらいに表現している。
平井呈一翁はラヴクラフトのことをほんとうに病的な人と評しているけれども、問題はその病的さがこんなに伝染してしまったことだと思う。異国の民である私でさえ、ラヴクラフトに魅せられて、お寺のお経よりもワケの分からない呪文を覚えてしまったくらいだ。
一通り観たら、今度はもう一度よく観て欲しい。
ラヴクラフトは自分の作品でほんとうに邪神を恐れた。
しかし、晩年になって、だんだんその恐れが「憧れ」に変わっていったのは、ラヴクラフトを愛する者なら誰もが気がついていることだ。
その通り。
代表作とされる「アウトサイダー」なんか、まさにアウトサイダーそのものであったラヴクラフトのナルシズムの入った話だし、大作「超時間の影」は怪物との融合を気持ち悪いほど、気持ちよさそうに描いた話である。
このようつべのショートアニメにも、そのへんのラヴクラフトの憧憬が見えかくれしていないだろうか?
そしてその憧憬にも伝染してしまう作者と観る側の私たちの、何かに対する狂おしいまでの渇望も・・・
佐野史郎さんも観たかな、コレ。笑。
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