「あ」・・・「阿古屋(あこや)」・・・真珠貝の古名。阿古屋貝のように美しく、と願って。
「い」・・・「斎(いつき)」・・・巫女の古名。巫女のように清らかに、と願って。
「う」・・・「麗(うらら)」・・・うららかなという言葉の通り、穏やかな人生を、と願って。
「え」・・・「咲笑(えわ)」・・・咲き笑うと書いて、いつも笑みを絶やさない人生を、と願って。
「お」・・・「朧(おぼろ)」・・・山田風太郎の「甲賀忍法帖」のヒロインのように至上の恋愛を交わせるように、と願って。
「か」・・・「加護女(かごめ)」・・・わらべうた「かごめかごめ」のように神秘的な存在感を、と願って。
「き」・・・「騏驥(きき)」・・・駿馬の古い言い方。速く走る馬のように力強く、と願って。
「く」・・・「鞍馬(くらま)」・・・源義経に剣術を教えた鞍馬天狗のように武術に長けるように、と願って。
「け」・・・「蛍火(けいか)」・・・ホタルの火のようにやわらかく、優しい存在であれ、と願って。
「こ」・・・「九重(このえ)」・・・近衛兵のようにビシッと自他に厳しくあれ、と願って。
「さ」・・・「小夜(さよ)」・・・夜の静かさ、美しさのごとくあれ、と願って。
「し」・・・「志摩(しま)」・・・三重県の地名をちょうだいしたもの。自分の住んでいる土地の名前をもらうのはよくあること。
「す」・・・「宿儺(すくな)」・・・飛騨の伝説上の怪人「両面宿儺」のように神秘的な存在感を、と願って。
「せ」・・・「潺(せせらき)」・・・せせらぎと書いて、透明感を増すために濁音を消した。水の流れる爽やかさのごとくあれ、と願って。
「そ」・・・「空(そら)」・・・文字通り、空のように大きく、広くあれ、と願って。
「た」・・・「玉藻(たまも)」・・・金毛九尾の狐が日本で化けた「玉藻前」から。大妖怪の名前をもらうのは、転じて、世界で生き延びられるような生命力を、と願って。
「ち」・・・「千尋(ちひろ)」・・・アニメ映画「千と千尋の神隠し」から。ああいう状況にあっても明るく自分を見失わないように、と願って。
「つ」・・・「九十九(つくも)」・・・忍者の服部半蔵の妻の名前から。武術に長け、かつ、良妻賢母であったことから、あやかって、と願って。
「て」・・・「照日(てるひ)」・・・文字通り、照らす太陽のように明るく育って欲しい、と願って。
「と」・・・「巴(ともえ)」・・・木曾義仲の妻の名前から。武勇に優れた女傑であったことから、あやかって、と願って。
「な」・・・「那由多(なゆた)」・・・仏教用語で、千億の単位をあらわす。それだけ幅広く奥深い人生を、と願って。
「に」・・・「日光(にちこ)」・・・これも「照日」と同じく、太陽にあやかって、と願って。
「ぬ」・・・「縫(ぬい)」・・・平安時代の縫司(ぬいのつかさ)から。裁縫、編み物を管理したのと同時に、女性の品行を教示したことから、より女性らしさを、と願って。
「ね」・・・「懇(ねむ)」・・・ねんごろの古い言い方、ねむごろから。男女がねんごろの仲になるように、誰とでも仲良しになるように、と願って。
「の」・・・「のの」・・・赤ちゃん用語の古い言い方での尊称。神仏、日月のことをのの様、のんの様と呼ぶことから、語感にあやかって、と願って。
「は」・・・「板額(はんがく)」・・・鎌倉時代の女傑。巴と同じく、強い女性に育ちますように、と願って。
「ひ」・・・「聖(ひじり)」・・・聖のように美しく清らかに、と願って。
「ふ」・・・「藤(ふじ)」・・・日本を代表する植物のひとつ。これにあやかって、大和撫子として善き人生を、と願って。
「へ」・・・「紅(べに)」・・・こちらは日本を代表する化粧のひとつ。これも大和撫子として、と願って。
「ほ」・・・「焔(ほむら)」・・・燃えさかる炎のように力強く、熱い人生を、と願って。
「ま」・・・「真魚(まお)」・・・空海の幼名。神秘的な力強さにあやかって、と願って。
「み」・・・「御門(みかど)」・・・家を護るものの古い言い方。転じて、母性愛に富んだ女性に、と願って。
「む」・・・「六角(むつみ)」・・・これも家の六方を護るという意味で、転じて、母性愛に富んだ女性に、と願って。
「め」・・・「明(めい)」・・・読んで字のごとく、明るい人生を、と願って。
「も」・・・「百重(ももえ)」・・・数が多いことを言い表す意味のごとく、幅広く、奥深い人生を、と願って。
「や」・・・「八咫(やた)」・・・神話の八咫烏にあやかって、神秘的な力強さを、と願って。
「ゆ」・・・「結(ゆう)」・・・縁を結ぶと書いて、字のごとく、人間関係に困らない人生を、と願って。
「よ」・・・「四葉(よつは)」・・・四つ葉のクローバーにちなんで、幸福感のある人生を、と願って。
「ら」・・・「鸞(らん)」・・・神話の鳥にあやかって、神秘的な力強さを、と願って。
「り」・・・「凜(りん)」・・・読んで、語感のごとく、凜とした生き方を、と願って。
「る」・・・「瑠璃(るり)」・・・美しい青色をこう言い表す通り、美しくあれ、と願って。
「れ」・・・「零(れい)」・・・何でもゼロからスタートするという意味で、苦難に負けない人生を、と願って。
「ろ」・・・「pass」
「わ」・・・「和登(わと)」・・・手塚治虫の「三つ目がとおる」のヒロインのように、力強くあれ、と願って。
「ん」・・・「pass」
よしこさんが考えた名前と同じくらいインパクトがあるものもありますが、私の「好み」が丸分かりですね、こりゃ。
ちなみに、過去、ウチの家族で私が名付け親になったのは、実の娘の「榊(サカキ)」、はとこの「簓(ささら)」、同じくはとこの「命(みこと)」(註:日記にて最近銭湯デビューさせたメイの本名です)、そして孫娘の「美和(みわ)」です。
友人の娘さんでは、桜姫と書いて「サキ」、紋と書いて「あや」、姶良と書いて「あいら」、雲母と書いて「きらら」・・・などがあります。
海外でもドイツの方だと、ヘルミーネ、マーシャなど、私が影響された小説のヒロインの名前をちょうだいすることが多いですね。
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