一人暮らしの女性の部屋にあると男性が引いてしまうものランキング
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※私は超がつくほど、蜘蛛が苦手です。
あれは私が新社会人になって一年目の九月。
私のことを可愛がってくれていたオールドミスの先輩が、一人で住んでいるというマンションに飲みに来ないかと誘ってくれたんですよね。
「年上はお嫌い?」と言うので、私は「いえ、四十八歳までなら大丈夫です」とバカなことを言って、いそいそと後に従ってお邪魔しました。
渋谷駅から少し歩いたところにある、モダンなマンションで、一人暮らしの女性の部屋というよりは、もう結婚をあきらめて全収入をマンションに注ぎ込んだ女の「根城」という感じでしたね。
朝靄に包み込まれるような、空気のねっとりした感触が、余計、私の不安感をわしづかみにしました。
なんだろう・・・イヤな予感がする・・・先輩に強チンされるのは願ってもないことだけど・・・
そこで、先輩がパチッと部屋を明るく。
その瞬間。
私の目に入ったモノは。
一匹のタランチュラが鎮座しているガラステーブル。
「あたしのペットのマイケルよ。カワイイでしょ?」
私は言葉にならない呻き声をあげたと思います。
後で思い出してみると、やたら「放し飼い」を連発していたような・・・苦笑。
「先輩、オレ、蜘蛛ダメなんすよ!!帰ります、すんません!!」
「あっそう。じゃクビね。それでも帰る?いいから座れっての。あたしに恥かかせんじゃないわよ」
それからどう過ごしたのかは記憶が定かではありませんが、脳内では以下の映像がぐるぐる回っていました。
酔っぱらった先輩に、マイケルとやらを頭に無理矢理乗せられたり、指先から顔の近くまで這わせられたり、ほんとう、一夜にして白髪になるかってくらいの、精神的拷問でした。
正直な話、デシリットル単位でチビリました・・・苦笑。
睾丸は貝殻の奥深く引っ込んだヤドカリのように骨盤と一体化しちゃうし、筋肉は極度の緊張で激しい筋肉痛を引き起こすし・・・
ようやく解放された朝。
私は先輩の部屋を出るなり、急いでマンションのエントランスへ走って、そこで全裸になって、マイケルが服や身体にくっついていないかどうかを確認しました。
ジーパンをバッサバサはらってね・・・
それ以来。
一人暮らしの女性の部屋にお邪魔する際は、必ず「ペットいる?」「犬?猫?」と聞くようにしています。
蛇とかトカゲは食料だから全然平気なんですけれど、蜘蛛だけはダメです。
もっとも。
蜘蛛をペットにしているような女性は、先輩だけでしたから、これから先も私の人生に現れてくれないよう切実に祈ります。
まあ、ランキング外ですけれど、私の場合、コレが一番ひくってことで。苦笑。
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