マオリの首返還に仏「待った」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=326242&media_id=2
返さないために法律を持ち出すなんざあ、すっごいナンセンスだと思うんですけどね。
そもそも仕入れた時点で法律は働いてたのかって話です。
そう、ルーブルにしても、大英博物館にしても、みんな「略奪」の歴史そのものです。
全て元に返すのが当たり前。
ファーブルのように地道に研究を重ねるのが、昆虫学、ひいては博物学の神髄であるはずなのに、奪ってきてから展示、研究という流れは全く盗っ人猛々しい話です。
さて。
マオリの首といえば。
我が国でも生首が売買されていた時期がありました。
割と近代の話で、幕末の頃。
薩摩、長州軍、幕府軍を問わず、町のあちこちに死体がゴロゴロしていた時代で、首だけが持ち去られて、ひそかに闇で売り買いされていたんですね。
何が目的なのか。
ズバリ、漢方薬です。
人骨、特に頭蓋骨は効き目があるとされて、粉にして丸薬にして飲み下されていたんだとか。
我が家の曾祖父が明治三十年代に首なし遺体の葬式を依頼された折、警察の取り調べを受けて、人骨事件の疑いをかけられたと祖父から聞かされましたが、あちこちの記録によると、生首からの人骨製薬の考え方は第二次世界大戦まで続いていたようです。
記録に残っている限りですから、現在でも続いている可能性はあるわけです・・・
でも。
製薬が目的で生首を売り買いするのと、ルーブルのミイラまでも返さなくてはいけなくなると返還を拒否するフランスと比べてみたら。
フランスの方が幼稚で、しかもずっとよこしまに感じられてしまいます。
ログインしてコメントを確認・投稿する