モーツァルトのレクイエムの練習が始まってすぐ、おかしいと感じた。声がちょっと出しにくいのである。
今日はバスが3人。終曲の確認をしていたのだが、どうも調子が出ない。パート練習でも、いつもよりやり直しが多かった。自分だけの問題なのか、ほかの人も調子が悪かったのかはわからない。たぶん、自分の声の異変には誰も気づかなかっただろう。
体調が悪いわけではない。喉が痛いわけでもない。それなのに、声が出しにくい。練習が終わって家に帰り、昼食を食べた。午後は畑に行くつもりだったが、「なんかバテたんで行かんわ」と妻に言って、居間のソファーに横になった。そのまま寝てしまい、目が覚めたら2時間が経っていた。それでも、まだ身体がだるい。
夕食後、練習の録音を送ろうとしたら、なぜか後半が録れていない。休憩後にスイッチを入れたはずなのだが、操作を間違えたのだろうか。
そのままベッドに入って、ヘッドホンで録音を聴いた。しかし、やはり自分の声があまり聞こえない。録音の具合が悪いのか、それとも本当に声が出ていなかったのか。よくわからない。
さて、原因は何だろう。特に疲れるようなことをした覚えはないし、風邪を引いたわけでもない。自分ではいつもと変わらないつもりなのに、声が出しにくく、身体もだるい。こんなことは珍しい。
明日は声楽のレッスンである。どんな状態であれ、師匠に声を聴いてもらえば、何か調整の手掛かりが得られるだろう。長年教えてもらっているのだから、自分では気づかない問題もわかるかもしれない。自分にとっては、リハビリのようなものだ。
今週末は母校の80周年記念演奏会、来週は「森の歌」と、本番が続く。こんなときに声の調子がおかしくなるのは困るが、本番当日でなかったのは幸いだったのかもしれない。
もっとも、原因がわからないのだから、楽観はできない。明日のレッスンで無理をせず、まずは自分の声がどうなっているのかを確かめたい。
それにしても、いったい何なのだろう。
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