東京からの長距離運転と睡眠時間2時間で、バッハの練習に出かけた。
最初の30分はアルトのパート練習。録音の関係もあり、そこから参加して聴いていた。10時になって全員が揃うと、声出しもなく全体練習が始まった。いつもなら歌っているうちに声帯がほぐれるのだが、今回は喉に引っかかる感じがあり、自分の声ではない。東京へ行った3日間、まったく歌っていなかったことも影響しているのだろう。1時間ほどで少し声は出るようになったものの、本調子には戻らなかった。
練習後に予定していた門下生コンサートの打ち合わせは、頭が働かないため延期した。睡眠時間2時間では無理もない。昼食を買って帰り、2時間ほど昼寝をした。
夕方には「ことばあそび歌」のピアノ合わせがある。本番は11月1日で、曲の仕上がりが遅れているので急遽追加された練習だ。休むわけにはいかない。バリトンは3人。本番にはあと2人いるらしいが、あてにはできない。
歌い始めると、今度は喉が完全に上がっていた。声を出そうとするほど力が入り、上半身までこわばる。首から上だけで歌う、いわゆるニワトリ声である。
今回は音取りとテンポの確認が中心なので、これでも仕方ないのかもしれない。しかし、これではいけない。
火曜日と水曜日には「森の歌」の特別練習がある。この2日間はしっかり休んで体調を整える。歌えないときに無理をしても、よい結果にはならない。身をもって実感した一日だった。
長く歌ってきたが、ここまで声が出なかったのは珍しい。加齢のせいかとも思ったが、運転の疲れと睡眠時間2時間で午前も午後も歌えば、身体が悲鳴を上げても不思議ではない。喉が強いことと、無理がきくことは別なのだ。
歌い続けるためにも、休むことを覚えなければならない。
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