お盆のお墓参りに行った。両親と妻の両親、それぞれのお墓をお参りした。8月には父方の祖父の墓に行く予定だ。母方には墓がない。
墓地へ行くと、あちこちの墓にキリコが立てられている。石川県ではお盆になると墓前にキリコを飾る風習がある。自分の家の墓にも、姉や妹、いとこたちが供えたキリコが毎年並ぶ。墓石の両側にはキリコを立てるための穴があり、管理人が竹の棒を立てて取り付けてくれる。200基ほどあるお墓のうち、1/3ほどの墓にはキリコが揺れていた。昔に比べると少なくなったようにも感じるが、この地域ならではのお盆の風景である。
持って行った花を供え、線香に火をつけ、ろうそくを灯す。立ち上る線香の香りを嗅ぐと、「ああ、今年も来たな」と思う。自分は無宗教で、特別信心深いわけでもない。お墓参りをするのも、せいぜいお盆のこの時期くらいである。それでも毎年足を運ぶのは、老いる自分の心の整理かなと思う。
【参考】
まつだ神具店「お盆文化」
https://www.m-kamidana.com/culture
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