■「関東バス」あすストライキ・終日運休か 決行なら7265本運休・14万人影響 労働組合が賃上げなど求め「地域の移動守れない」…JR中央線沿線など
(TBS NEWS DIG - 03月26日 19:18)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=8723293
東京の新宿から中央線(主に中野ー武蔵境)沿線の北側を中心に路線網を持ち、5つの営業所(阿佐谷、武蔵野、青梅街道、丸山、五日市街道)を構える路線バス事業者てある関東バスの労組が、明日(令和8(2026)年3月27日)に24時間(始発から終車まで)ストライキを決行する動きを見せている、ですか。どうやら、今年の春闘において賃金・臨時給などの要求をめぐって労使の対立があるようで、妥結が無ければストライキ決行(平成26年以来12年ぶり)となる模様のようです。
会社側としては、
https://www.kanto-bus.co.jp/notice/detail.php?id=2DC818F
と、ストライキ回避に向けての交渉を継続している旨鋭意努力とする一方、「万一解決しない場合、ご利用の皆様には大変ご迷惑をおかけする恐れがございます。何卒、事情をご推察のうえご了承くださいますようお願い申し上げます。」としています。
これに対し、一方の労組側からは
https://kbuhonbu.blog.fc2.com/blog-entry-65.html
と、「低賃金・長時間労働・長時間拘束の影響で離職者が相次ぎ、乗務員の要員不足が常態化している」こと、結果、減便を余儀なくされ、「一部路線では満員によりご乗車出来ずに大変ご迷惑をおかけしております。」、しかしながら「定期昇給制度がないため、春闘で賃上げ交渉をしない限り、生活は改善されません。」としていて、「私たちの労働力の正当な対価を求めて現在、春闘交渉を行っております。」などと、文章のところどころを太字や赤文字の強調フォントを用いて表現しています。
私の地元にも関東バスの路線があり、いつものバスがストライキ決行予告の貼り紙を掲げている姿を見ましたが、「離職者が相次ぎ人手不足で地域の移動のための公共交通機関としての機能やミッションを維持することができなくなっている」ことは昨今の国内の路線バス事業者としては共通の課題のようで、地元の事業者では一部の路線で比較的大きな規模での減便や、利用者や本数の多い系統でも特定の便の運行を休止するケースが相次いでいますし、神奈中(神奈川中央交通)のように閑散路線や免許維持路線(路線や貸切バス事業などの営業地域としての事業免許のため、少なくとも週1便の営業を行う路線)の多くを廃止と言った事例もあり、都営バスでも同様の理由での減便が発生しており、多数の乗客が利用することで有名だった渋谷駅前と新橋駅前を六本木、溜池経由で結ぶ「都01」系統で、土曜日や日祝日の新橋駅発渋谷駅行が1時間に2本しかない時間帯が発生するほどとなりました。
今回のストライキにあたり、関東バス労組は「バス産業は全産業平均より2割低い賃金で推移しています。物価高騰に対する賃金改善と要員不足解消により持続可能な公共交通を守るために、賃金の引き上げは必要です。私たちの要求は決して法外ではなく、人員不足を解消させ、安全に輸送の使命を果たしていくための正当な要求なのです。ストライキ至上ではなく、回避に向けて交渉を続けていきます。」とし、利用者に対して理解を求めていますが、上記の労組サイトのSNSには「頑張ってほしい」と労組にエールを送る利用者からのコメントが声が続出しているようで、この労使交渉の経過やストライキの行方は、同じ課題を抱えるバス事業者にとっても注目の的であろうと思います。
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