外壁の修理で、家の周囲にぐるりと足場を組んだ。既存外壁の貼り合わせ部分、つまり継ぎ目に防水パテを塗り込む。これで雨漏りは止まるだろう、という話だった。
実際、2階は止まった。だが3階はまだ続いている。どうも屋上の出口、いわゆる塔屋まわりが怪しい。
ここで終われば安く済むが、これはあくまで応急処置らしい。最終的には既存の外壁の上にもう一枚外壁を重ねて張り、その継ぎ目もパテで埋めるという。体の擦り傷に軟膏を塗り、絆創膏を貼り、その上からもう一枚重ねて貼るようなものだ。
まず壁全体に約3cmの木材を打ち込んで枠を作り、その上に新しい外壁材を張る。だから今の我が家は、いわばテーピング状態である。
雪が溶け、ようやく枠木の打ち込みが再開した。今週でそれも終わり、来週から外壁を張るのだろう。このまま雪も雨も降らなければ、3月初めには終わるかもしれない。
重ねる外壁は、素材も色も変わる。家が新しい洋服に着替えるようなものだ。「これで30年は保ちますよ」と言われたが、その頃もし生きていれば、家を手放して畑の小屋で隠遁しているか、あるいはホームに入っているか。おそらく後者だろう。
それにしても、テーピング状態の家はなかなか痛々しい。
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