発言小町に「合唱団で仲間に注意したら疎遠にされた」というトピックが立った。立てたのはアラカンの女声で子ども時代にピアノを習い、40代から合唱を始めた。
https://komachi.yomiuri.co.jp/topics/id/1232680/
要約するとこうだ。
団員の音が低いと思い注意した。その場では相手は謝った。後でその人が録音を指導者に聞いてもらったところ「下がっていない」と言われた。もう一度聞いて欲しいと送られてきた。聞き直すと、確かに下がっていなかった。別の人の音だった。謝罪したが、その後よそよそしくなり、元の関係に戻れない、という内容である。
合唱団では、よくある話だと思う。音程の勘違いもあれば、響きが低く聞こえて、和音に合っていないように感じることもある。本来はそれを指導者が指摘すべきだが、現場ではベテラン団員が言うことも少なくない。
自分も、これまで何度も注意された経験がある。その都度「わかりました」と答え、反省する。だが正直に言えば、内心では「何を言っているんだ、ほっといてくれ」と思ったことも、一度や二度ではない。もちろん、楽譜から明らかに外れている場合は受け入れる。ただ、言い方もあるし、言ってくる相手との関係性もある。
発言小町のトピ主も、悪意があったわけではないだろう。音楽的に誠実であろうとした結果だと思う。それでも、一度できた距離は、正しさや謝罪だけでは簡単には埋まらない。
ここで、ふと考えた。長く歌ってきたことで、自分も知らず知らずのうちに慢心していないだろうか。誰も指摘できないような雰囲気をまとってしまっているとしたら、それはそれで問題だ。それこそ、いわゆる「老害」なのかもしれない。
合唱団では、音を外すことよりも、人との距離を外すことの方があとを引く。そういう場に身を置いているのだということを、時々立ち止まって考える必要があるのかな。
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