家の外壁工事が始まった。
建てて23年になるが、10年ほど前、3階のパソコン部屋で雨漏りがあった。建てた建設会社に診てもらい、屋上の何か所かをボンドで補修したものの、原因がきちんと特定されていなかったらしく、激しい雨になると雨水が落ちてきた。
昨年の秋、2階の物置の床が濡れているのに気づき、物をどかしてみると、壁から水が出ていた。あらためて診てもらうと、原因は屋上ではなく側壁とのこと。部分補修は難しく、全体をやり直す必要がある、という話になった。
新築のときに「20年ほどで外壁は手を入れることになる」と言われていたので、いずれ必要とは思っていたが、車の買い替えと重なり、正直タイミングはよくない。それでもいろいろ検討して「やりましょう」と決めたものの、能登地震の復興などもあって業者の確保が難しく、結局、正月明けからの着工となった。
まずは丸一日かけて足場組み。
2階の居間のソファーで寝ていたアビが、窓の外のガタンガタンという音に首を上げた。しばらくしてベランダでパイプが組み上がると、それを見てすっと立ち上がる。縄張りを侵すのは誰だ、という顔である。つい三日ほど前まで水しか飲まず、このまま逝ってしまうのではないかと思っていたのに、わけがわからない。
アビの食欲が回復したら、今度はエサがなくなった。買いに行こうにも、機材を積んだトラックが一日中家の前に停まっていて、車が出せない。ようやく5時過ぎに作業が終わり、買い出しに出た。
足場を組んでから外壁を貼るが、この時期なので工期は2か月ほどかかるという。その間、車をどうするか、考えないといけない。
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