フジ長寿番組『くいしん坊!万才』50年の歴史に幕へ 最終回には歴代レポーターたちが大集結
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昭和50年6月30日の放送開始から約50年(今年に入ってからの休止期間を除くと、「約49年半」)の歴史のあるフジテレビの長寿番組である『くいしん坊!万才』が、この11月16日をもってレギュラー放送を終了(どちらも関東ローカル)、11月22日に「特別番組」として65分のオンエアを行い、これを以て番組終了となる、ですか。今年に入り、フジテレビをめぐる一連の不祥事の影響もあり、長くスポンサーだったキッコーマンが提供を辞退、番組そのものも1月26日から放送を休止していた中、今月26日から放送を再開するも、4回(4週)レギュラー放送を行って、11月22日に「放送開始から50年の節目」として、特別番組(関東ローカル)を放送となったようですが、結局、局としても、「放送継続は断念」という結論となったのではと感じました。
記事では、今月26日の放送で「32年間番組のカメラマンを担当した元番組スタッフの鹿児島県霧島市の家を訪ね、元番組スタッフが定年後に始めた米作りで収穫した新米を前に、20年以上にわたり、当番組において延べ1000回以上の最多出演を誇る松岡修造が目に涙を浮かべながら、ひと口を噛みしめる」との内容だそうで、「最終回」となる11月22日の「特別番組」では、「番組にゆかりのある歴代くいしん坊たちの食の歩みを特集。日本全国津々浦々を巡り、数知れぬ味との出会いを重ねてきた彼らが、一番おいしかった料理や思い出の料理など、“一生忘れられない味”を紹介する」としていて、現在のくいしん坊を務める松岡修造が「25年にわたる自身のくいしん坊人生のターニングポイントとなった料理を再訪」、さらに、「番組が誇る50年間のアーカイブ映像もふんだんに盛り込み、半世紀にわたり日本の食を独自の取材で見つめ続けてきた、この番組ならではの「幻の料理」も惜しみなく公開する」とし、番組のフィナーレに相応しい演出とやらで幕を下ろす演出となったようです。
記事では、『くいしん坊!万才』の番組コンセプトを「「いい味、いい旅、いい出会い」をテーマに全国各地の郷土料理、名物料理、特産物などの食べ物を訪ね、その土地の歴史や文化、人々の暮らしにふれあい、「食べることの喜び」「人々との出会いの楽しさ」を求める番組」としていて、初代レポーターの渡辺文雄から竜崎勝(フジテレビのアナウンサーとなった高島彩の父親)、友竹正則、宍戸錠、川津祐介、梅宮辰夫、村野武範、辰巳琢郎、山下真司、宍戸開(宍戸錠の息子)、そして現在の第11代目となる松岡修造の歴代レポーターに継承され、食のみならず、その土地の人たちと触れ合いながら、日本各地の郷土料理、名物料理、特産物などを伝えるスタイルを続けて来たとしていますが、初代レポーターの渡辺文雄が当時セミレギュラー的に出演していた日テレ(読売テレビ制作)の「遠くへ行きたい」で見せた“食いしん坊”キャラとその紹介姿勢がほぼそのままこの番組に受け継がれたような番組で、短い時間帯の番組ながら、何回かの時間帯の移動を経て、そのスタイルが相応に支持された恰好と言えるでしょう。
それにしても、昨年12月の所謂「文春砲」の「中居正広による女性トラブル」に端を発した一連のフジテレビに関するスキャンダル報道を受け、多くの企業がスポンサーを辞退する中、キッコーマンからのスポンサー再開、つまり“信頼回復”とはならないまま、中止中だった番組は事実上の「終了」が選択されたと言えますね。あとは、塩野義製薬がスポンサーに戻っていない「ミュージックフェア」の動向が注目となると思いますが、フジテレビとしては、ありったけの保存映像などをかき集めて“有終の美”を演出するつもりなのでしょうが、やはり、何とも残念な形での番組の終焉と相成ったということだと思います。
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