【平成の名力士列伝:栃乃洋】同郷ライバルとの切磋琢磨で成長 金星12の「大物食い」として存在感をアピール
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大相撲九月場所三日目、横綱大の里は西前頭筆頭の阿炎を押し倒しに退け、横綱豊昇龍も東前頭二枚目伯桜鵬を上手投げに仕留めた一方、大関琴櫻が新小結安青錦の押し出しに屈し、上位陣で初めての黒星となりました。
さて、今日の大の里、ここまでの対戦成績が5勝3敗の阿炎が相手。立ち合い、阿炎の両手突きを受け止め、横綱が振り解きながら腕を伸ばして押し返し、阿炎を仰け反らせて吹っ飛ばすように青房下へ押し倒し。NHKのテレビ正面解説を務めた玉ノ井親方(元大関栃東)は「両手突きは読んでいて、阿炎の左の肘を外しながら出ていきましたね。今場所は両横綱が引っ張っていってもらいたい」と、阿炎の攻めるパターンがしっかり頭に入っていたと分析、八角理事長(第61代横綱北勝海)は「自信がついているのではないか。横綱として慣れてきた気がする」と、金星4個配給の先場所から強さが出て来た横綱二場所目の大の里の土俵を評価していたようです。
一方、横綱豊昇龍は伯桜鵬との対戦。立ち合いから右に開いて伯桜鵬の右上手を取っての上手投げ。取組後の支度部屋では「つかまえて相撲を取ろうと思った。しっかりできた」と、若い伯桜鵬の踏み込みと出足を警戒したような立ち合いだったようですが、八角理事長は「それが変化というんだよ」と、期待外れの土俵となった豊昇龍を評していました。
その他。関取最年長で40歳の東前頭筆頭玉鷲が、幕内での対戦成績4勝9敗の関脇若隆景を中に入れさせることなく押し出しで一蹴、通算873勝として第48代横綱大鵬を抜き、単独史上9位に。これで、ここまでの全勝は両横綱と関脇霧島、平幕の宇良と竜電の5人となりました。
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