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2024年07月27日22:17

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何もできなかった照ノ富士。何か無ければ良いのだが。

【平成の名力士列伝:高見盛】愚直で独特だからこそユニーク 人間味あふれる "ロボコップ"
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=109&from=diary&id=7956123
大相撲七月場所十四日目、星二つ差の一敗で賜杯レースをリードする横綱照ノ富士が三敗で追走する東前頭六枚目の隆の勝と今日の優勝決定を賭けて対戦しましたが、隆の勝の強烈な右喉輪押しと左からの押っ付けに何もできず、押し出しに屈して勝負あり。照ノ富士は二敗目を喫して隆の勝との星の差は一つとなり、賜杯レースの決着は明日の千秋楽に持ち越される展開となりました。
この一番、私もテレビ桟敷で見ていましたが、今日の横綱は、賜杯レースを引っ張って来た横綱の姿とは思えないほどに強さを失ったような印象の一番だと感じました。NHKのテレビ正面解説を務めた玉ノ井親方(元大関栃東)は、スポニチの連載コラムで「横綱の異変は仕切りの時から感じられた。いつもであれば、制限時間がいっぱいになって、赤房下で汗をふいた後に、花道の奥に控える付け人に気合の入った顔を見せる。だが、この日はそれがなかった。何か迷っているような様子だった。案の定、立ち合いでいきなり相手の右をたぐりにいく、いつもなら絶対にやらないような相撲を取った。当たり方が中途半端で威力がなく、左に体勢が傾いた。そこを隆の勝に右喉輪で押し込まれ、上体が浮き上がる。そのままいっぺんに土俵の外まで持っていかれてしまった。」と、立ち合いの迷いを敗因に挙げていて、どこか土俵に集中できないでいるような中で「不覚を取る」一番となったのかなとも思います。
一方、隆の勝の勝因について、花田虎上(第66代横綱(三代)若乃花)は「見逃せないのは左の使い方」と、その強い押っ付けを挙げ、「こじ入れるようなおっつけで横綱の体を右にひねりました。斜めに動かすことで、横綱を前に出にくくさせました。あとは上体の浮いた横綱を勢いで持って行くだけ。右ノド輪と巧みな左おっつけという、一連の動きが全て重なった金星で、勢いだけでない考え抜いた攻め方でした」としています。通算3個目となる金星を挙げた隆の勝は取組後のNHKのインタビュールームで横綱の右から手繰った立ち合いを「予想外でした」とし、「落ち着いて突き放しました。落ち着いて前に出られたのが良かった。ガムシャラに前に前に出ました」とコメントしていて、冷静に動くことが出来たことが良かったと考えていたようです。
賜杯レースは、隆の勝と並走して三敗につけていた西前頭一二枚目の美ノ海が関脇大の里の一気の出足の押し出しに屈して脱落、優勝の可能性は二敗の照ノ富士と三敗の隆の勝に限られることとなり、打ち出し後に決まった幕内千秋楽の取組で、照ノ富士は大関琴櫻、隆の勝は関脇大の里との対戦が組まれ、隆の勝が勝って照ノ富士が琴櫻に敗れると決定戦となります。
その他。大関同士の対戦は琴櫻が来場所に関脇へ陥落することが決まった貴景勝を押し出しに退け9勝目、新関脇の大の里は三敗の美ノ海を一気の出足から押し出しで一蹴して9勝目、明日の千秋楽で優勝の可能性を残す隆の勝と対戦します。関脇同士の一番では阿炎が霧島を引き落としで制し、勝ち越しを決めました。また、新三役の小結平戸海は御嶽海を寄り切りに退け9勝目を挙げ、帰り小結の大栄翔は湘南乃海を突き落としに仕留めて勝ち越しを決めました。また、帰り入幕の若隆景は王鵬を押し出しで制し、一昨年の九月場所以来となる幕内での2桁白星に乗せました。
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