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2022年11月07日23:37

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「とーるちゃん!」のくにお・とおるも“思い出の中に”、か。

兄弟漫才コンビの酒井くにおさん死去 享年75 弟・とおるが追悼「ゆっくり休んでください!今までありがとう!」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=7177915
上方漫才のベテランユニット「酒井くにお・とおる」の酒井くにおが先月の28日に慢性虚血性心疾患のため亡くなった、ですか。くにおが「とーるちゃん!」と呼ぶ、ちょっと女性的な仕草を見せることで知られますが、長く大阪を拠点に活躍して来たからか東京の人間としてはあまり親しみのある存在とは言えず、たまにNHKラジオ第一の番組「上方演芸会」でその軽妙洒脱なやり取りを耳にするくらいでした。
兄弟だと言うのは知らなかったのですが、上方の漫才では珍しく東北の岩手県出身で、もとは昭和45年に東京の劇場で初舞台を踏み、昭和47年に活動の拠点を大阪に移して漫才に転向、NHKの上方漫才コンテストで優秀敢闘賞を受賞し、上方漫才の中心的存在のユニットの一つとなりました。平成9年に上方漫才大賞を受賞、昨年(令和3年)には大阪市市民表彰の文化功労部門を受賞するほどとなり、上方漫才の重鎮的存在となったと言えるでしょう。
海原はるか・かなたや横山たかし・ひろしなどとほぼ同世代で、同じ時代に人気を博した存在でしたが、息の合ったリズミカルなやり取りで笑いを誘うのが漫才ユニットであり、それらの技量で実力を評価されるわけですね。そうした中、片方のメンバーが亡くなってしまうと一人で活動するか、他の相方を探すことを余儀なくされるのが「残った一人」となるのは致し方ないようで、よほどの立ったキャラの持ち主でないと一人での活動は難しいのが正直なところ。長く活躍し人気を博していた夢路いとし・喜味こいしも夢路いとしが先に亡くなり、喜味こいしは一人での活動に転じた一方、上方柳次・柳太と若井はんじ・けんじは一方が亡くなったあとに上方柳次と若井けんじが新たな漫才ユニットを結成しましたが、長続きはしなかったと記憶します。
残ったとおるがどんなスタイルで活動を続けるのか、注目となるでしょう。ご冥福をお祈りいたします。合掌。
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