新型コロナウイルスが収束までの期間を予測することは、誰もが困難でしょう。今年の夏に収束すると言うことは考えにくく、また、寒くなってウイルスが元気になり来年の夏までぶり返してしまえば、東京オリンピックは中止になるかもしれません。
専門家の話では、ワクチンと治療薬が世界の人類すべてに行き渡るには、少なくとも2年はかかると言います。その後、経済が新型コロナウイルス前の状態まで復活するには、10年以上かかると思われます。
まさしく、新型コロナウイルスは、オイルショックやリーマンショックとは比べようのないレベルになることでしょう。世界恐慌に匹敵するか、それ以上になることが予想されます。この状況から、資本主義社会はどのように変容していくのであろうか。
先ず、石油の暴落です。現在、人々の移動は極端に制限されています。資源価格が安くなるということは、日本のような無資源国には、有利な展開になりそうです。更に、10年かけても、以前の化石燃料を大量に消費する世界はやって来そうにもありません。
あくまでも予測ですが、身近なところから再生可能エネルギーを調達して、補助的に化石燃料を使うことになりそうです。次に、当面継続される移動制限ですが、移動制限により、反グローバリズムが蔓延する可能性が高いと思われます。
世界的サプライチェーンを構築して、最も効率的な生産体制を組むという考え方は、明らかに後退します。サプライチェーンは、極力国内で構築し、国内で調達できない原材料のみ海外に依存することになるでしょう。
一次加工から国内で行うことになる体制が増えていくことが考えられます。そうなると、国内に多くの製造業が復活することになります。地球上にフロンティアはありません。フロンティアは身近なところで再発見する必要があります。
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