■貴ノ岩、白鵬「内弟子」炎鵬に勝利 抱き寄せて落とさず
(朝日新聞デジタル - 03月15日 17:17)
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大相撲三月場所五日目、横綱鶴竜は物言い、取り直しを経て宝富士を押し出しに退け全勝キープ、大関豪栄道は貴景勝を問題にせず押し出しで一蹴、大関高安も琴奨菊を掬い投げで制してそれぞれ三勝目。先場所の覇者関脇栃ノ心は小結千代大龍を送り出しに仕留めて三勝目、関脇御嶽海は玉鷲を押し出しで圧倒して四勝目。小結逸ノ城は1分24秒6の長い相撲の末に遠藤を寄り切り、横綱鶴竜、平幕の魁聖と松鳳山が全勝で並走する展開となりました。
上位陣安泰の一日となった今日五日目の幕内の土俵でしたが、印象に残ったのは逸ノ城と遠藤の一番でした。立ち合いから逸ノ城が前に出て攻め込むも遠藤が堪えて左四つに持ち込まれて一進一退の展開となり、遠藤が上手を切るのを阻止しながら堪え続けて持久戦を制しての寄り切りで勝負あり。その所要時間1分24秒6と言う長い相撲も鍛え直した216kgの巨体が物を言った一番となり、新入幕の頃とは違う“相撲の重さ”を身に付けた印象がありますね。鶴竜が全勝で先行しているとは言っても右手に故障を抱えているのが鶴竜で、二人の大関や栃ノ心は星二つ後につけており、その間に御嶽海や逸ノ城がいる。ラジオ解説の西岩親方(元関脇若の里)は優勝力士の勝ち星を12勝3敗を予想しており、現状二敗の両大関や栃ノ心にも十分チャンスはあるとしていました。その中で、既に二敗の大関高安を「本命」と評していましたが、誰が優勝するのかがさっぱりわからない今場所となった感がありますね。
その他。西十両十二枚目で土俵を務め、二連勝の後二連敗の貴ノ岩は新十両の炎鵬を寄り切りで制して3勝2敗。炎鵬が白鵬がスカウトした力士であり、それが第70代横綱日馬富士による傷害事件も絡んで注目の一番となったとの見方もありますが、まさに見応えのある熱戦となりました。
立ち合い、貴ノ岩は炎鵬に潜り込まれて両前褌を掴まれ、貴ノ岩は上から抱えながらも炎鵬に揺さぶられ、足をかけられながらも耐え凌ぎ、最後は炎鵬が力尽きて寄り切りで貴ノ岩に軍配。個性的な小兵の新十両炎鵬に幕内経験豊富な貴ノ岩が“経験の差”を見せつけた一番でしたが、15日間の土俵は務まりそうな気がする、今日の土俵となりました。
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