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2016年09月13日22:11

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今場所の隠岐の海は「なかなかやるな」のレベル以上か。

■稀勢の里、2敗目 日馬富士にも土 大相撲秋場所3日目
(朝日新聞デジタル - 09月13日 18:26)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4191578
大相撲九月場所三日目、二横綱四大関のうち横綱鶴竜が嘉風を押し倒し、大関豪栄道が小結栃煌山を首投げ、大関照ノ富士が正代を寄り切りに下して白星を重ねた一方、大関稀勢の里が栃ノ心の左変化について行けずに左渡し込みに屈して二敗目、大関琴奨菊が関脇高安にかち上げから突き放されての叩き込みを喰らって一敗、結びの一番の横綱日馬富士が隠岐の海に寄り倒されてこちらも一敗に後退、大関以上の上位力士で全勝は豪栄道だけとなりました。
さて、今日の日馬富士は立ち合い当たってすぐに左に動いて下手を取るも、隠岐の海が機を見て巻き換え両差しから寄り倒し、連日の金星を挙げました。初日稀勢の里、二日目鶴竜、今日の日馬富士と二横綱一大関を倒して三連勝の隠岐の海は相手の攻めに鋭い反応を見せており、ただ「なかなかやるな」だけでは言い切れないくらいの冴えを感じさせる三日目だと思います。残る三人の大関に今日までの相撲勘を見せることができるのか、さらには、どこまでこの相撲勘を維持できるのか。あまり闘志を見せるタイプではなく、“欲の無さ”を理事長就任前の師匠の八角親方(第61代横綱北勝海)などからテレビやラジオの解説で何度もボヤキモードで聞かされているだけに、最後まで“最も注目される存在”を維持できるのか、注目ですね。
さて、鶴竜、豪栄道と、勝ったとは言え本来の相撲とは違う内容の一番で、豪栄道は立ち合い栃煌山の上手を取れずに引いて呼び込む内容の悪さで、必死の首投げが決まり“九死に一生”の一番、連敗スタートの鶴竜は嘉風に往なされ回り込まれるピンチから、嘉風の足が滑って押し倒しで何とか初日。「白星は良薬」と言いますが、特に鶴竜がそうなることを期待したいですね。
一方、そう行かなかったのが栃ノ心の渡し込みに屈した稀勢の里で、合い口の良くない栃煌山の右を封じた昨日の白星を忘れさせるような完敗でした。滅多に変化を見せない栃ノ心と言えども「そういう力士こそ変化を警戒すべし。変化しないと決めつけるのは禁物」(今日のラジオ解説の元小結舞の海いわく)であり、警戒心がなかったからか全く対応できずに敗れた一番となりました。ラジオの解説で舞の海は「観客からの拍手が全くありませんね。長年解説者をさせていただきましたが、こんなことは初めてです」とコメントしていましたが、変化に対応できずに敗れた(「綱取り」の)大関への落胆というより、変化を見せた栃ノ心への非難を観客が示したと言いたげな感じに聞こえてしまいました。栃ノ心は咄嗟に出てしまったとコメントしたようですが、やはり場所前の稽古総見で二番しか勝てなかったという不調ぶりが出た一番ともなったのではと感じました。
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