前回の日記の本は、参考になったが、身近に超一流を目指せる人がいないので、そのままではただの知識です。
超一流の人は、脳も有意に変化しています。スポーツとか音楽とかでも、有意に変化して、それに必要な脳部分が発達しています。同時に、その分野に関係無い部分は代替に使用されたり、退化している場合もあります。このような変化故、超一流で極端に偏ると、人間として幸福とは限らないとも思います。
そして、コンフォートゾーンから進歩しなくなる。とは言っても、大部分の子供の趣味やお稽古ごとなどは、コンフォートゾーンに到達する前に挫折することが多いと思います。
私の場合では、41歳でサラリーマンをやめてからテニスを始めました。最初は、ラケットがボールにも当たらなかったり、ボールがあらぬ方向に飛んだりで、頻繁にボール拾いで、重労働を感じるだけです。そこで、最初は2時間以上 週に3回くらいで徹底的に集中してやりました。
週に7時間ほどやると進歩を実感することができます。そして、100日で100時間ほどやるとボールがだいたい当たるようになる。1年365時間やると初心者同士のゲーむができるようになる。ラリーができ、ゲームができるようになると楽しさを感じて、意欲を持続することができました。
その後も同じペースで続けたら、1年で365時間、3年で1000時間越えますから、テニスを中級レベルで楽しむことができ、意欲を持続することができました。
バイオリンの場合は、最初は音を出すのがやっと。そして、ほんの僅かの指位置のずれで音が外れていたりで、練習しても快適では無いし、周囲も騒音程度にしか感じない状況です。並みの音楽大学の学生が3420時間練習していたことを考えると、1000時間くらい練習するとまあまあ音楽曲が弾けるようになると思われます。そうすれば、音楽の楽しさも味わえるから継続の意欲も湧くし、趣味として披露することもできます。
そう考えると、毎日1時間練習して3年です。親に言われてちょろちょろと毎日15分程度だとなんと12年かかることになります。ほとんど楽しみも無く12年も練習する意欲を持続するのは不可能に近い。それで、ほとんどの子供は趣味、お稽古事から脱落するのだと思います。苦痛しか感じないような初期段階をできるだけ早く突破することが、趣味として継続できるコツだと信じます。趣味の場合は、コンフォートゾーンまで到達できれば立派だと思います。
ほとんどの職業人も、自分なりのコンフォートゾーンに到達すると、それから限界的練習を続けない。そしてそこで進歩が止まりますが、そのままで普通の生活は成り立ちます。
ノーベル賞を受賞した大村博士が私の履歴書を書いていますが、大村博士の場合などは、毎日のように新しい実験研究をしていました。すなわち限界的練習を実行していたのと同じです。熱意で没頭していますから、毎日10時間くらいやると1年で3650時間。30年間その生活を続けたら、10万時間を突破します。限界的練習10万時間くらいが、ノーベル賞に結びついたものだと感じます。
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