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2016年07月20日11:25

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印象に残るのは「11PM」、「クイズダービー」に「HOWマッチ」の司会だが、様々な“新しさ”を世に示した人だったね。

大橋巨泉さんが死去 12日、急性呼吸不全 82歳
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=4101652
大橋巨泉と言えば、昭和の40年代から平成初期を中心に、ジャズ評論家だったり競馬評論家だったり、放送作家など多種多彩な顔を見せ、ライフスタイルにも様々な影響を与えてきた人ですが、やはり、日テレの「11PM」(月・水(途中まで)・金)などで「野球は巨人、司会は巨泉」のキャッチフレーズで一世を風靡し、その体格と「態度のデカさ」なキャラクターでの司会者としての顔が最も印象的ですね。
「11PM」は「子供は寝てなさい」な時間帯だったので初期のオンエアはあまり同時代性を持てないでいますが、月曜日が時事問題を扱っていた一方(後年まであまり見なかった)、ジャズや競馬(金曜日に「11ダービー」という視聴者電話参加型ゲームコーナーがあった)に加え、ゴルフなどのレジャーなど、当時の日本に様々な余暇のライフスタイルを見せ、またその情報を提供し、時代のトレンドを作ってきた番組、そして人という印象があります。
で、最もよく見ていたのが当時人気を二分していた司会者だった前田武彦との共演が話題となった「巨泉前武ゲバゲバま90分」であり、視聴者参加型プライスクイズ「巨泉まとめて百万円」、土曜の19時30分からTBSでやっていた「お笑い頭の体操」とその後番組「クイズダービー」、 「世界まるごとHOWマッチ」でしたね。「ゲバゲバ」はその出演者の豪華さとミニコントや番組パロディなどのコーナーの豊富さなど今では考えられない企画を毎週やっていましたが、やはり、内容の細かなリニューアルを経てはらたいら、竹下景子、学習院の仏文学教授の篠沢秀夫といった名(迷)解答者を輩出した「クイズダービー」での司会者ぶりが、最も印象に深いかもしれませんね。出題する問すべてを自身でも解き、なぜそれが正解かをわかりやすく説明し、最後に解答者席や出場者席に出てきて労をねぎらうというスタイルはこの人独自であり、「HOWマッチ」でもやっていましたね。
50代を機に「セミ・リタイア」を宣言したのも世の耳目を大いに集めましたが、それを実行しようとしていた矢先にビートたけしを解答者に招いて引き受けたと言われる「HOWマッチ」では解答の価格を現地通貨で答えさせるなど、この人なりのこだわりが感じられた番組でしたね。
「セミ・リタイア」後は世界で展開した「OKギフトショップ」などでの実業家が活動の中心となっていましたが、平成13年に海外在住の中、民主党(当時)から参議院選の比例代表(当時)に出馬し当選、程なく幹部との対立とかで辞職した際のドタバタ劇を見ていて、どこか「晩節を汚した」ような印象を感じましたね。民主党のダメぶりも露呈しましたし、後年衆議院選で圧勝し与党になった時の混乱の予兆を感じてさせた一件でもありましたね。
「11PM」の頃から政治に関する発言も多かった人ですが、終始左寄りな言動を続けてきており、癌との闘いを続けた晩年も今の安倍晋三内閣を“目の敵”にするなど、私としては相容れないコメントを多く残していた人でもありました。
10年以上に及んだ癌との闘いも、集中治療室に入れられたと報じられた際にはもう最期だなと思っていましたが、同じ時代に活躍し、政治的な指向を共にし、晩年に“盟友”ぶりを見せていた永六輔を追うようにしてその5日後に亡くなったとは、それが“運命の縁”みたいになったのかなと思いますね。
ご冥福をお祈りします。合掌。
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