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2016年01月21日20:11

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今週のNDネタバレ

◆アテナへの反逆を決断した童虎を止めようとした瞬と天馬だったが…。

Part74 滅びへの予震 

天秤宮。
「う…、うう…」
天馬が気づいた。
「はっ!?瞬、しっかりしろ、瞬」
「う…、うう…。テ…天馬くん。老師は?」
「姿が見えない」
「くっ。ま…まさか本当に…、アテナの首をとりに向かったのか?」
「むううっ。なんかイヤな予感がする。とにかく先を急ごう」
「うん」
瞬が異変に気づく。
「あ…」
「瞬、どうした?」
「い…今、気が付いたんだけど…。ぼくがここに来てからどのくらいの時が経ってる?」
「そう言ゃあ…」
「数日の時が流れたようにも感じるが…」
「たった数時間にも感じるし…」
「太陽の位置が…」
「エ?」
「太陽の位置がぼくがここへ来た時とまるで変わっていない」
「なんだって?」
天馬が太陽を見上げる。
「むううっ。こりゃあ…。確かに…」
「で…でも…ってことは…、これは…」
獅子宮。
「デストール、おまえ何かおかしいと思わぬか。この十二宮が…いや聖域全体が…」
「それはわたしもずっと感じていたわよ。普通じゃないわ」
「うっ」
「は…はぁん!?な…なによ、あの太陽!?」
紫龍は階段を上っていた。
「おかしい、天蠍宮になかなか辿り着けぬ。ずっとすぐそこに見えているのに…。まるで時間の感覚がおかしくなったような…」
紫龍が太陽を見る。
「な…なんだ?あの太陽の動きは!?」
白羊宮でシオンも太陽を見上げた。
「た…太陽が…。太陽がおかしな動きをしている」
太陽がその場でグルグルと不安定に動いたり戻ったりしている。
宝瓶宮でミストリアも太陽を見上げた。
「いや…、太陽だけではない…。これはこの地上も…他の星も…、すべての銀河系の軌道が、狂い始めているのだ!」
双児宮でアベルが笑う。
「クッククク。何やら面白いことになってきたぞ。この聖域どころではなく宇宙全体に異変が起き始めている。クックク、まさしく天の恵み。この機を利用してオレが一気に聖域を乗っ取ってくれるわ」
宮を上る童虎も太陽を見た。
「むううっ、いかん。水鏡の危ぶんだ通り、異変が現実のものとなってきた…。は…早く!一刻も早くアテナを殺さねば!すべてが崩壊する!」
磨羯宮。
「むううっ。いったい地上はどうなってしまうのだ」
蛇が話す。
「従え。以蔵よ」
「ヘビめ。まだ一匹残っていたか」
「よせ。我らはオデッセウス様の御使いなるぞ。これ以上抗うな」
「この天変も貴様らの仕業か?」
「知らぬ。我等は貴様等に忠誠を誓わせに来ただけだ。恩義あるオデッセウス様への忠誠をな」
「フッ。他の黄金はいざ知らず、オレはオデッセウスに恩義などない」
「なに!?」
「オレが修行したのは遥か東の果ての大和の国だ。そしてそこでオレは武士道を学んだ」
「武士道?なんだそれは!?」
「死ぬことと見つけたり。君、辱められれば、臣、死す。我が君のためならいつでも命を投げ出せるということだ。オレの我が君とはアテナだ!」
以蔵が拳を構える。
「ひっ。ま…待て…」
「オデッセウスなどではないわ!」
蛇を両断する以蔵。
そこに沙織を抱えた氷河が来る。
「その子がアテナか?」
「はい」
「わずか数時間前、アテナ神殿に落ちた時は赤子だったが…」
「どうやら時の流れがおかしくなっているようです」
「おかしくさせたのはオデッセウスかと思ったが…、どうやらそうではなさそうだ」
「エ?」
「まあいい。お前がそのアテナを追って宝瓶宮に落ちた男だな」
「はい。白鳥座・氷河です。未来から…」
「そんなことはもういい。貴様は宝瓶宮のミストリアが通したほどの男だ。信じるに値するであろう」
「で…では…」
「だからといってオレが認めた訳ではない。この磨羯宮を通るのはこの以蔵が認めてこそだ」
「むうっ」
「氷河と言ったな。お前は死ねるか。その子アテナを守るために、死ぬことができるか」
「言うに及ばず」
以蔵のエクスカリバーがうなる。
「よかろう。その覚悟を見せてみろ」
「むううっ。エクスカリバー」
以蔵の斬撃が氷河の体を切り裂く。
「うっ、うっ、うっ」
「どうした。そんなことではアテナは守れぬぞ!」
「くっ。まるで見えぬ。なんというするどい太刀捌きだ。これはシュラ以上かも…」
「次の一閃でおまえはアテナもろとも真っ二つになる」
「くっ、ううっ」
「所詮口先だけではアテナは守れぬということだ!」
その時、聖域が揺れた。
「うっ。な…なんだ!?」
一輝も異変を感じる。
「むうっ!?」
獅子宮でデストールもあわてた。
「なによなによ、この地鳴りは!ひええええ〜っ」
アベルが笑う。
「クッククク。天変の次は地異か!」
シオンが言う。
「こ…この地鳴りは…。何かの予兆!?」
童虎、紫龍、瞬、天馬もあわてる。
「ま…」
「まさか…」
「天馬くん!」
「瞬、これはいったい!?」
ミストリアがおののく。
「これは十三番目の黄金聖闘士、オデッセウスの復活…。蛇夫宮が出現する予震か!」
◆聖域を襲う異変の数々…。ついに蛇遣座の黄金復活か…!?新シリーズの再開を待て!


作者コメント:星矢30周年に相応しい新シリーズを引っ提げてアイルビバックよ!


つーわけで今シーズン終わりです。ページ数から見て単行本には番外編も収録されるみたい。
宇宙規模で異変が起きてるようですが、オデッセウスは無関係らしい。…あのさあ、これもうオデッセウスとかどうでもよくね?アベルは今がチャンスと笑ってますが、おめーにこの異変を鎮める力があるんかい。もう聖域の支配云々とか言うレベルの話じゃないと思うんだが…アホか。
今シーズンの中心は一輝と氷河の黄金継承話でしたが、獅子座、乙女座、天秤座は前聖戦から現代聖戦まで243年間空位だったわけだし、黄金聖闘士って聖戦の時のみ現れるっぽいので、青銅一軍が急いで黄金継承する必要なくね?継承するにしても10年は先の話だし、その姿が描かれることはないだろ…。かりに天界編に突入しても青銅聖衣のままで戦いそうなんですが、こいつら。

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