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2016年01月19日17:26

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今月の車田水滸伝ネタバレ

一つのパンチが光となり、一つのパンチが道を示す。そんな繰り返しの先にたった一度の今日という日があったんだ。まぶしいような一日を誰だって持つことはできる!
☆全ては己を引き立たせる端役と断ずるオデッセイア!

Episode18★あこがれ

「俺は、あんたの言う通りただの端役かもしれない。だけど自分でリングの上に上がるって決めたら、そこでは主人公になれるんだ。脇役でも主人公になれるんだ!ブーメラン!」
竜児の拳がオデッセイアを撃つ。
「一歩一歩進んで。スクエア!」
連打する竜児。
「その先にあるものを信じれば、辿り着ける!テリオス!」
『そうだよね』
六助はベランダに出ていた。セツが料理を作る。
「ウン、おいしい。ロクちゃん、ごはんよ。ロクちゃん?」
六助が振り向く。
「ロクちゃん、どうしたの?」
「あっ。ごめんセッちゃん。なんだか竜ちゃんの声が聞こえたような気がして」
「え?」
「は…はは、ヘンだよね。なに言ってんだろ俺、ごはんごはん」
食卓に並んだ料理を見る。
「わァ、おいしそうだな!そうそう俺ね、前に試合の時、減量が大変でね。おやっさんは菊ちゃんが厳しくてさ。よく竜ちゃんに泣きついてたなァ」
「フフ」
「…竜ちゃん、なんでもつきあってくれてね。食べられなかった夕飯のおかず全部言ってもらったり」
『りゅ、竜ちゃん、みそ汁にはジャガイモ入ってた?』
『え、うん、入ってた…』
『フライはなにがあったか全部言って』
『えっと…イカとカツと』
「あれっ…、何だか俺変だね。今日は竜ちゃんのことばっか思いだして」
「ううん。ロクちゃんは本当に高嶺くんのことが大好きだものね。はい、今日はいっぱい食べてね!」
ごはんを入れたお椀を差し出すセツ。
「セッちゃん…ありがと。そうなんだよ、なんたって竜ちゃんは俺の、俺の主人公(ヒーロ)だもの」
竜児の拳がオデッセイアを捕えた。
「ぐ…はッ」
オデッセイアの書物がばらばらになる。
『私の物語が、消えていく。なぜだ』
「う…、うう。なぜ…、なぜだなぜだ、なぜだああッ」
「それがわからない限り、あんたは主人公(ヒーロー)にはなれない!」
☆自意識の肥大は弱さの裏返し…。竜児、完勝!次号、新たなる刺客が参戦!


作者コメント:京都の鈴虫寺に去年お参りに行って願いが叶ったので、御礼参りに行きたいと思っています。


車田水滸伝、次号もある、のか?
リンかけは良く知らないなぁ…。

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