囚われた沙織とシジマ、「神々の迷宮(ラビリンス)」脱出なるか!?
SP.EPISODE 時空(とき)の間(はざま)
シジマと沙織はアリアドネの糸をたどって行った。その先は重厚な扉の向こうへ続いている。
「アテナ、アリアドネの糸があの扉の向こうへ。かすかな光を感じます。これが迷宮(ラビリンス)の出口でしょうか」
「シジマ、油断はなりませんよ」
「はい」
扉を開く。そこには、花園と車椅子に乗った星矢の姿があった。
「な…なにい!?こ…ここは!?」
「むううっ。神々の迷宮(ラビリンス)がここまでの魔力を持っているとは…。どうやら時空のねじれが起こっているようです。ここはわたしがいた未来の聖域!」
「な…なんと、未来ですと?」
「この少年は天馬星座の星矢」
「天馬星座!」
星矢の胸に突き刺さったハーデスの剣がシジマの目に映る。
「うっ!この剣は!?」
「シジマ、あなたには見えるのですね。この冥王(ハーデス)の剣があとわずかで星矢の心臓を貫こうとしています。その前に星矢を救うために私はあなたの時代に飛んだのです」
「むううっ。インビジブルソードか…」
「星矢…」
その時、沙織とシジマは時空の渦に飲み込まれた。
「うおっ!アテナ!」
「シジマ、アリアドネの糸を放してはなりません!わたしたちは時空のわずかな間(はざま)にスリップしただけなのです。糸を放さなければ必ず元の場所へ戻れるはず」
「うっ。彼方に見えるのは!?」
「あっ、ああっ、あれは…。黄金聖闘士!」
十二の黄金聖衣が集合する。それは人の姿をとった。
「今は亡き黄金聖闘士の魂が、時空(とき)を超えて、わたしを守っている!あ…ありがとう。み…みんな死してもなお…」
「むううっ、あれが次世代の黄金聖闘士たち。そして天馬星座の星矢か…。や…やはり時代こそ違えど、この少女は真のアテナ…。誓おう、未来の黄金達よ。お前たちに代わってこのシジマが、一命を賭してもこのアテナを守り抜く。必ず…」
シジマと沙織は過去の教皇の間に戻った。二人の前にはアリアドネの糸巻きがある。
「シ…シジマ、どうやら迷宮(ラビリンス)も時空(とき)も超えて…戻れたようですね」
「は…はい、アテナ。ここは間違いなく教皇の間。アリアドネの糸が私たちを導いてくれました」
★散ってなお瞬く黄金達の魂に触れ、二人の決意新たに!
新シリーズは今秋、掲載予定!
作者コメント:お待たせ!『星矢ND』の続編も、「星矢30周年」に向けて鋭意執筆中!お楽しみに!
というわけで、沙織さんとシジマが「神々の迷宮」を抜けました。
カラーの黄金聖闘士の髪の色はアニメカラーでした。原作カラーだと金髪ばかりになるからな。
再開は秋予定…とのことですが、「黄金魂」が終わるころ…だといいけど、たぶん、12月くらいになる。
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