今、犬神図書館で私がこっそり自炊しているのは、小学校時代を過ごした1975年から1981年までの六年間にわたる学研の読み物特集号である。
国会図書館にすら現存していないので、この作業はものすごくレアなものになるはずだ。
なかでも気に入っているのは、立原えりかの「カメオの少年」。
そして珍作なのは、あのオーガスト・ダーレスのミステリ、「双眼鏡殺人事件」。
後、砂田弘のハナシもグイグイくるものがある。
学研の科学と学習なき今、こうした読み物と触れる機会のないコドモたちはほんとうに不幸だと思う。
でも犬神図書館ではいつでも読める。そういう環境にある犬神チルドレンの面々は、国語だけは勉強しなくても成績がいい。
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