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2014年02月28日20:31

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新作 「Boy Lights Fire」、もうひと息。

「Boy Lights Fire」最終形態にジャック・ロンドンが関わる。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1920253924&owner_id=1640816

新作「Boy Lights Fire」、私が酒鬼薔薇聖斗に“憑依”して、少年の心の奥から発射されるボイジャー一号の行く末を描く物語がついに完成した。

後は推敲なのだが、ひとまず私の内弟子を勝手に名乗っているマミに読んでもらった。

一言、「虚淵玄が書いた酒鬼薔薇聖斗の物語で、全編“Magica”のメロディーが漂ってる感じ」とのこと。



自覚していなかっただけに、そして読み返して思い当たるだけに、自尊心が大いに傷つけられる想いであった。私はウロブチと同じレベルなのだろうか?
もしここで妥協すれば、前作「Kühleborn(キューレボルン)」、「燔祭」を自分で超えたとは認められない。
本作品のために私は正直、寿命を縮めた。主治医は言ったものだ、「鈴木さんはラブストーリーを書いた方がいいです、心身の健康のためにも」。私は返事をする代わりににやっと笑った。

「Kühleborn(キューレボルン)」、「燔祭」をお読みになった方ならお分かりになる通り、私は生まれてこの方一貫してラブストーリーしか書いていない。800で発表した「噛みつき農園」、「古杣」、「猿神」さえも変形のラブストーリーなのだ。まさに心身の健康に障るラブストーリーを書き続けているわけだ。いい雰囲気に浸って甘いコトバを囁くような愛より、血みどろになって狂気の咆哮を続ける愛の方がずっと信用出来る。そこに何の虚飾もない裸同然の人間の姿が現出するからだ。

その愛のとらえ方では、虚淵玄も確かに同じ人種である。

しかし、私はあくまでもオンリーワンにこだわりたい。私にしか書けないと言わしめる世界を見せつけたい。ポジティヴに考えれば、ようやく人気作家と肩を並べられるレベルに達したと受け止めて、そこからさらにもうひと息、私自身のコトバを付け加えよう。

例えるなら私の糞で育てたローリエで香りをつけて仕上げるのだ。

そして「Boy Lights Fire」をお読み頂く時、BGMは是非ビートルズの「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」を流して頂きたい。



曲が途切れて、最後の最後にひと息奏でられるあのメロディー、あれこそがシリアル・キラーの心情に通じる響きなのだと、初めて聴いた小学生の頃から確信し続けている。

もうひと息で、私の口にくわえられた裸電球ももっと光り輝ける。

頑張って、後ひと息。

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