ヨーロッパ先輩さんとのやりとりで、私の聾学校における同級生のせむしの社長が乗っていた車のハナシをした。
註)せむしの社長については以下の過去日記をご参照あれ。
リンボあるいはリンコナーダのこと。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=78499453&owner_id=1640816
私たちが市川駅の北口から国府台の聾学校まで専用バスで送られるのに対して、せむしの社長はただ一人、高級車で送り迎えされていたのである。
それが黒塗りのトヨペットクラウン1955年式だった。
周囲はスーパーカーブームにつながるアメ車に心を持っていかれて、トヨペットクラウンなんてタクシーにもパトカーにもあるじゃないかとそっぽをむいていた。
しかし私だけは独特のフォルムに心を奪われて、女の肌を撫でるように、ボディー、ボンネット、エンブレム、ライト、バンパーとうっとりと触りまくっていた。
思えばそれがせむしの社長との友情の始まりのきっかけだったように思う。
こんなハナシからヨーロッパ先輩さんがどんな具合にトヨペットクラウン1955年式をエロティックに描いて下さるのか。非常に楽しみである。
ちなみに逆柱いみり先生も望月勝広名義でガロに暴走するトヨペットクラウンもどきを描いていて、その真っ黒なフォルムはさながら魔獣のようであった。
そして。
トヨペットクラウンのようなフォルムにエロティックなものを感じられるのなら、J・G・バラードが「クラッシュ」や「残虐行為展覧会」で言及しているポンティアックのフォルムの素晴らしさにも気づくことであろう。
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