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2014年01月10日19:24

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あぶない女の子たち。 �� 1980年代。

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私は昔から明るい女の子より暗い女の子が好きで、いわゆる明朗活発、今で言うリア充な子より、中二病全開の、非リア充な子を好む。
ただ、あくまでも程度によるのであって、こちらとこちらの周囲に実害を及ぼすような相手は最初から近寄らないか、途中でフェードアウトする。

加減を見極めるのは難しいのだが、このへんが危険の愉しみというやつで、男の嗜みであると申し上げたい。

1970年代、幼年期、コドモ時代の私の周囲にいたあぶない女の子は、何といっても母方の従姉の淳子であった。ひばり書房などの怪奇マンガが大好きで、恐怖シーンを幼い私とよく再現していた。この原体験こそが女の子への好みに決定的な影響を及ぼしたと思うし、さらに決定的だったのは、この強烈な個性を放つ従姉を凌駕する明るい子が全くいなかったことである。
従姉がすべてだったのだ。

1980年代に入ろうとする直前、11歳だった私は何人かの同級生の女の子とハダカの見せあいっこをしていたが、何も知らないウブな女の子を口先で脱がすより、自分から積極的に脱ぐ女の子との方が燃えた。彼女は母親が持っていたSEXマニュアルを学校に持ち込んできて、屋上の隅っこで熱心に研究していた変わり者だった。毎日アソコを自分で広げたりいじったり、私に触ってもらったりしているので、小学6年になってすでに陰毛が生えそろっていたことをよく覚えている。オッパイも他の子より発達して膨らんでいた。彼女との関係は中学を卒業するまで続いたが、そのあいだ、性的関係だけでは満足出来ない衝動をこじらせて、時々全裸で外をうろつくなどの奇行に走った。

それが今でいう、中二病であったのかは断言出来ない。中二病はアイタタな黒歴史として笑える場合が多いのだし、私の世代に現れたあぶない女の子たちは、みんなガチでヤバかった。強いていえば、中二病の前身的なもので、ファッション化する以前の原始的パンクというところだろうか。

オカルトにハマッた女の子も今とは比べものにならないくらい、あぶなかったこともよく覚えている。私は幻想と怪奇ものの小説やマンガを好んで読んでいたことの延長として、黒魔術やオカルトものも広く深く読み知っていた。それで月刊ムーで怪奇ものの創作仲間を募ったところ、上に貼ったような方々が寄ってきた。私は何だコリャ、笑えると軽いキモチで一人と文通を交わしたのだが、コッチの書いてることは全く読まず、一方的にドコソコの神々の生まれ変わりだとか、思いっきり電波を飛ばしていたので「なんなんだよ、あんたは!」とつきあいを打ち切った。そしたら親同伴で家に来た。親はご迷惑をおかけしましたと菓子折りを持ってきたが、本人はボサボサ頭にフレディが着ているようなボーダーのセーター、そしてオーバーオールの恰好で初めて見る私のカオをジッと見つめるだけで帰っていった。リアルに水森亜土のイラストみたいな子だったが、ファンシーな見た目だけじゃわからねえもんだなと思い知ったものだ。

今ではさすがにこういうイタイ子はいないだろうが、1980年代初頭は結構いたのである。私がいたクラスでもコックリさんに依存している仲良し三人組がいて、そのなかのリーダー格が男の子にフラれたので毒殺したい、毒の作り方を教えてと、澁澤龍彦先生の「毒薬の手帖」を読んでいた私に詰め寄ったことがあった。それでヨモギ餅の作り方を教えてやった(フッた相手がくれるものを食べる方もどうかしていた)。地道に気長に食べさせなければ効かないと吹き込んで。中学を卒業しても続けていたらしいが、さすがにダマされていたことに気づいて鬼の形相で私を探し回っているというのは又聞きで耳にした。後、サルビアの花の蜜を吸っていて、自分もと吸うと、(セックスの)経験のないのが吸うと二十歳前に死んでしまうとダマしたことがあって、さめざめと泣いていたが、ソレも根に持っていたことであろう。

私は今、「思春期とは人生でイチバン凶暴な時期である」とあちこちで書いているが、そうした女の子たちを私と同じように見てきたことがおありなら、十分に納得がいくことと思う。

ヘルマン・ヘッセの「荒野のおおかみ」について、私は自殺厨のハリー・ハラーが自分自身を嗤うことを学ぶ精神的成長の物語と読み解いていたので、私自身を嗤うこと、解体して再構成することで、彼女たちのようにヤバいところまでは行かなかった。彼女たちは決して一人ツッコミが出来なかった。衝動をこじらせたら、まっすぐ突き進むだけであった。

フツーに育った子より、そういう女の子の方が愛おしいという摩訶不思議。

人間として生々しかった、同時に生臭かったからであろうか?
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