http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000BK4D1Q/249-7566352-3965120?v=glance&n=561958
朝方、お茶漬けとヨーグルトを食しながら、女の子二人とレンタルDVDにて、映画「THE SKELETON KEY」を観た。
どうせB級ホラーだろうと思って観たのだが、もう、とんでもない!
久しぶりの上質なホラーであった。
まず、主演のケイト・ハドソンよりも、脇役がスペシャルである。「エレファントマン」、「1984」のジョン・ハート、「グロリア」のジーナ・ローランズ。この二人が参戦していて、なぜ、劇場未公開なのか理解に苦しむ。
そして、脚本が素晴らしい。
私の頭を駆け巡ったイメージは、第一に、水木しげる先生の読み切り作品(本物のファンなら、この映画を観た後、ああ、あれかと分かるはずである)。第二に、アメリカの横溝正史とうたわれるジョン・ソールの世界観であった。
特に、ジョン・ソールの「踊る女」(扶桑社)を始めとした、南部の鬱蒼としたドロドロな雰囲気をそっくりそのまま映像化したかと思われるくらい、映画の美術、衣装、屋敷のセットなど全てが完璧そのものだった。
ストーリーはアマゾンのレビューなどを参考にして頂くとして、ネタバレになるようなことは一切書かないが、私としては、私の中の「一番怖かった映画」(下に貼った過去日記アドレスを参照のこと)に続くベスト2にあげてもいいくらいなのだ。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=152521924&owner_id=1640816
この映画の中で、ジーナ・ローランズ演じる老婦人が、南部特有の閉鎖性をこれでもかと見せつけるシーンがあるが、白人、黒人、どんな人種を問わず、アメリカには我が国の部落差別など足元にも及ばぬくらいの、陰鬱なダークサイドが根強く横たわっているのだということを肌に粟立つくらいに教えてくれる。
実際、世界で一番野蛮で原始的な国は、アメリカそのものなのだ。
真夏の早朝にふさわしい、極上の作品であった。観て損はしない。おススメである。
・・・・・・
女の子たち二人は、残念ながら、寝ぼけながら観ていたので、所々に隠された伏線が理解出来ず、ラストの衝撃ぶりになんで?なんで?と騒いでいたが、私は根気よくじっくりと説明してあげた。
そしたら、痛覚が鈍い恐竜のように、間を置いて、怖い!怖い!と騒ぎ出した。
それにしても。
さすがに私もラストは読めなかった。
やられたぜ。
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