懇意にしているアメリカの友人が我が国のフクシマを舞台に小説を書いていると知らせてきた。
タイトルは「Let's go to Fukushima!」。
皮肉と風刺が何よりも大好きで、「シンプソンズ」を心から愛する彼は一度もフクシマを訪れたことはないし、報道されていることもろくに知らないのだが、トモダチ作戦に参加した米兵に親戚がいるらしく、色々ハナシを聞き込んで、ひとつサタイア小説を書いてやろうと思い立ったとのこと。
内容を聞いたら、近未来のフクシマへのダークツーリズムを組んだ各国の若者一行と日本人ガイドが出くわす抱腹絶倒のブラックコメディ、といういう印象が大きかった。
グリーンピース、反捕鯨団体の回し者、廃墟オタク、密入国をはかる脱獄者といったワケアリの若者たちに加えて、反原発主義の日本人ガイド。そんな濃いキャラたちがフクシマで見たものとは!?
不謹慎どころではないけれども、何より私の嫌悪するボランティアを思いっきりやっつけているし、私が助言した山本太郎をモデルにした新キャラも登場するとのこと。そして、アメリカを含めた各国の人々がたいしてフクシマに興味を持っていない“現実”が哄笑を誘う。たいへん気に入ったので、完成の暁には邦訳して出版社に売り込みたい。
ダークツーリズムについては老婆心ながら以下のウィキをご参照あれ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0
「日本人はイルカを食べるそうだ」
「ええっ、あんなに不味そうなのに?」
「ああ。だからスシと一緒にブームにならないように、コッチから裏工作を仕掛けたんだ。イルカだけは勘弁してくれってね」
チャットでこういうジョークをかわしている私たちなので、風刺(サタイア)小説として読み応えのあるものになることは間違いないだろう。
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