幼少時、私の回りにあったマンガは、オヤジが読み散らかした大人向けの雑誌しかなかったので、かなり早くからナンセンス漫画を読み親しんだ。
有名どころで言うと、谷岡ヤスジ、黒鉄ヒロシなのだが、当時、私は幼児だったため、“幼児が描いたような絵”を好んだ。
古川タク、長新太、そして砂川しげひさである。
砂川しげひさ先生については以下のウィキを。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A0%82%E5%B7%9D%E3%81%97%E3%81%92%E3%81%B2%E3%81%95
「寄らば斬るド」はオヤジも気に入ったとみえて、単行本が買ってあった。
それで2歳か3歳の私も読み耽った。
もちろん、上に貼った内容が理解出来たわけではないのだが、“幼児が描いたような絵”が誰にでも描けるようなものではなく、オンリーワンのものであることを感じていたので、絵の向こう側に横たわる奥深さを愉しんでいたのである。
谷岡ヤスジ先生はイキオイがありすぎてついていけなかった。笑。
しかし、砂川しげひさ先生のユルユル感は、何と心地いいものだろう。それが例えブラックであっても。
大人になった今、私は数多くのナンセンスものを読み知ったけれども、いまだに砂川しげひさ先生のユルユル感を超えるものに出会ったことはない。
私は現在、ナンセンスものへのチャレンジとして「チョンチョン行進曲」を書いているが、もっと肩の力を抜いて、ああいう世界に近づくことを目標にしている。
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