mixiユーザー(id:1640816)

2012年06月29日20:20

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三鬼の句を読む。

女医の手に 抜かれし臓腑 湯気を立つ

女の顔 蜘蛛の巣破り 秋の森

雪国や 女を買はず 菓子買はず

梅雨はげし 百足殺せし 女と寝る

月夜少女 小公園の 木の股に

滝の前 処女青蜜柑吸ひ 吸へといふ

美女病みて 水族館の 鱶に笑む

梅雨の窓 狂女跳び下り たるままに

きちがひの 少女なり独楽 廻り澄む

梅を噛む 少年の耳 透きとほる

下萌えの 崖を仰げば 子のちんぽこ

絶叫する 高度一万の 若い戦死

我と蚊帳 吊るは海より 来し青年

墓の雪 つかみ啖ひて 若者よ


先日紹介しました、私の偏愛する俳人、西東三鬼。
三鬼の句、私が感銘を受けたもののなかから、さらに14厳選して上にあげてみました。
彼がいかに独特のエロティシズムを持っていたか、お分かり頂けることと思います。

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