http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=145106
平成生まれの若い友人が昭和の新宿を舞台に犯罪小説を書きたい、リアルな資料で何かありませんかというので、高橋英樹、秋吉久美子の「昭和枯れすすき」のDVDを貸した。
1975年の新宿。
私が6歳の頃で、こういう街やテレビと姿見しかない部屋も肌で知っている。
特に百人町は現在でもいまだにこういう空気が残っている。
新宿の駅中、駅前しか知らない人ははっきり言ってカッペである。一歩離れれば、今でも枯れすすきなのだ。
酔っ払いの吐瀉物がかさかさに乾いた路地裏は、ホコリの匂いしかしなかった。
それが私が嗅いだ1975年の新宿の匂いだった。
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