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2012年02月11日18:07

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名曲選「秘密の花園」松田聖子

あの近田春夫をして「この作品は強い、聖子独特の強さがある。百恵の裏には、日本的な強さがあったが、聖子には別の強さがある、それがなんなのか、うまく表現できないが…」と、明星の歌本で語っていました。確かに聖子の強さって「何かが」ありましたよねー、聖子じゃないと絶対歌いこなせない感じもあったし、髪型をストレートにしたあたりから、何かを悟ってしまったかのような可愛さと言うか、一時ぶりっ子と叩かれたような感じとはまた違うふんわりとした微笑みがよかったなぁ

この作品は 作詞/松本隆 作曲/呉田軽穂 編曲/松任谷正隆なんですけど、有名な話ですが別の作曲家さんが煮詰まったらしいんです。それを松本さんが気に入らず、ユーミンに話を持って行ったらしいです

http://www.youtube.com/watch?v=46QSJOlHOtE
これは思うに 作曲/財津和夫 編曲/大村雅朗 あたりではないかと思われ アルバム『candy』のサウンド路線を周到してます

個人的には『candy』に収録されている「星空のドライブ」のようなスピード感あふれるシングルを期待していましたが、「秘密の花園」を一聴した時、ここ数作定番になっていたミディアムテンポの作品だったのでがっかりしましたが、聞いていくうちにそんな感じは払しょくされました

なんといっても正隆さんの急造シングルとは思えない素晴らしいアレンジですね。抜き足差し足を思わせる、ストリングスのピチカートに始まり、スウィングしたくなるような、間奏の流麗なストリングスのラインに琴線触れまくりでした。作詞も♪入り江の奥は誰も 誰も知らない秘密の花園と、松本さんのお色気たっぷりなお遊びも見えます

というわけで、お気に入りのシングルだったのですが思ったほどのセールス(当時の聖子にしては)を上げていないんですね。この時期、近藤真彦「ミッドナイトステーション」でセールスを落しますが、聖子も仲良く?数字を落します「青い珊瑚礁」で大ブレイク以降はじめて、40万枚を割り込みます。とは言っても39.6万枚なので、ちょい欠けなんですけど、当時は衝撃だったんですね 聖子も終わりか…ってね。売上もさることながら、10位以内の登場週数の減も衝撃でした。聖子は10週〜8週は楽に入っていましたが、今作は6週と短めに終わります
しかし、マッチが以降もズルズルと売上を落して行くのに対し、聖子は「天国のキッス」で持ち直します。持ち直すどころか、83年は聖子に取り最も作品力・レベル共に最良の年になりました(特に「ガラスの林檎」以降ね)

発売83年2月3日 最高1位 登場15週 39.6万枚
オリコン1-1-2-5-8-9-11-16-17-20
かじやん3-4-1-1-3-4-4-5-7-9-17-27
ベストテン5-1-1-1-3-3-4-5-10-13-17
総合チャートでは9〜10週、10位以内に入っていますので聖子にとっては順当と言えましょう。本当の凋落傾向は、翌84年「時間の国のアリス」以降でしょうね

http://www.youtube.com/watch?v=GyxqSG_vz_U
↑音源 確かに独特な強さがありますね まさに聖子の歌って感じです

http://www.youtube.com/watch?v=X4AyedJCX0E
↑かわいいなぁ 明菜の猛追にあっていたころだけど余裕すら感じる
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