http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=14519
ニューイヤープレゼントの詰め込みのなかから、映画「血だらけの惨劇」を観た。
原題は「STRAIT-JACKET」、即ち、精神病患者が着せられる拘束衣のことだ。従って、サイコ・サスペンスものである。
監督はあのギミックの帝王、ウィリアム・キャッスル。現在ホラー映画の制作会社として知られるダーク・キャッスルの名前の元になった人だ。
そして脚本が映画「サイコ」で有名なロバート・ブロック。
さらに主演が名作「何がジェーンに起ったか?」でベティ・デイヴィスと競演したジョーン・クロフォード。
ホラー映画のマニアなら、おおと声をあげてしまうほどの豪華な組み合わせである。
予告編をごらんの通り、演出も素晴らしい。
ギミックでこけおどしをしてきたウィリアム・キャッスルはそれだけでは満足出来なかったのか、ラストでコロムビア映画のシンボルである女神の首をはねて話題をかっさらったのだが、ロバート・ブロックは公開直前までキャッスルのやり方に反対したそうである。
ブロックが反対したのは、他でもない、そういう話題作りをしなくても、女殺人鬼が斧を振り上げて駆け回って、今か、今かとサスペンスフルなシーンへと盛り上げていく演出に自信を持っていたからであった。
その通り、「サイコ」のアンソニー・パーキンスがクライマックスで見せるショックシーンを贅沢に長く見せる感じで、今観ても十分怖かった。
これまた残念ながら我が国ではDVD販売されていない。
英語のみでも観たい方は犬神図書館までどうぞ。
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