今回はご存知、水木しげる先生の「鬼太郎」。
ゲゲゲも墓場もひっくるめて、我が国が誇る国民的キャラとして一度は読んでおくべき作品です。
「鬼太郎」はトラウマとは縁がないように思われますが、実はタップリあるんですよね。
例えば、目玉おやじ。
こういう風にして生まれた“第二の生命体”なわけです。幼少時、読んでて、さすがは幽霊族だ!!なんて感心してましたが。笑。
後、墓場鬼太郎版の方では、こんな風に猫の生首を売ってるシーンがありますが、祖父の話だと昔はフツーに見られたそうですから、猫大好きな私としては昔に生まれなくてよかったとほんとうに思います。それでも小さい頃は腹を減らした大学生が、野良猫を捕まえて喰ったというのを聞いて、胸くそが悪くなったものです。
妖怪キャラのなかでイチバンインパクトがあったのは、何といっても吸血鬼エリート。
それまではドラキュラ、カーミラと吸血鬼イコールエレガントというイメージがあったのですが、水木先生描くエリートは、限りなく貧乏臭い。でもそこがまたかえって、妖怪的な雰囲気を出していて、実に味わい深かったです。
後に、ほんとうに実在する人(モデルになった人)だったことを知って、また驚いたものです。
他にも、なんでもかんでも燻製にするのが好きな天邪鬼、漬け物大好きなほうこうと、生活臭漂う妖怪が現れますが、こういうのもゆったりしたトラウマとして、子供の心に忍び込むものであります。
事実、私は今でも鬼太郎を美味しそうに食べるさざえ鬼の手つき、表情を完璧に再現出来ます。笑。
他の水木作品で、正真正銘トラウマになったのは、餓鬼を扱った「迷路」という作品。
人間をポリポリと食べてしまう描写がもうたまんなかったですね。
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