若い友人のひとりが青砥にて念願の一人暮らしを始めた。
築三十年以上の木造アパート、風呂、トイレつきの1DK。地デジ化されていない代わり(自分で工事を頼むことになっているらしい)、敷金礼金がともにゼロという好物件。
でも、六畳だから、一人とはいえやはり狭い。
しかも彼は多趣味である。
貸しコンテナは高い上に、空いているのは遠すぎる。
そこで何かいい考えはないかと相談してきた。
そこで私が教えたのは「押し入れ改造」。
ごらんのように、大胆にレイアウトしていけば、部屋が広く使えるのだ。
まあ、賃貸だから、襖を二枚外して本棚などの後ろに閉まっておくかして、上下二段の空間を空けることしか出来ないだろうけれども、それでもあの空間が使えるのは大きい。
屋根裏も使おうと思えば使える。
私が国分寺でやっていたのは、押し入れから屋根裏に上がって、梁の上に板を渡して、その上に小物を並べるというものだったが、そこに裸電球を引っ張ってくるとなかなか雰囲気のある場所になるので、オナニーなどに耽るプライベートルームとして活用した。
要は発想次第だ。
そして女の子と仲良くなったら、押し入れに棲んで頂くことも出来る。
そんなことを話したら、自分ちの押し入れの寸法を計って、ホームセンターで必要なものをそろえます、とのことであった。下の段で寝て、上の段にパソコン、オーディオなどを置くという環境になるらしい。
下の段で寝るには、マットレスを敷く必要があるのだけれど、寝汗で湿気らないようにすのこを敷いてからの方がいいよともアドバイスした。
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