ボイスでつぶやいたブルース・ティムの作品を並べてみよう。
ごらんのように、やわらかいタッチでありながら、シュッとした躍動感にあふれている。
http://en.wikipedia.org/wiki/Bruce_Timm
それでなぜ私が彼をなかむらたかし先生的ポジションと呼ぶのかというと、以下の理由による。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%82%80%E3%82%89%E3%81%9F%E3%81%8B%E3%81%97
★二人ともアニメーター。
★二人とも漫画家。
★二人ともダイナミックかつ生気あるキャラを得意とする。
なかむらたかし先生のマンガに、扉に執拗に追われ、ついに捕らえられる少年の恐怖を描いた短編(短編集「夢の中へ」に収録)があるのだが、コマ割り、タッチ、ベタ使いにいたるまでティムも似たような作品を描いている。
これでなかむらたかし先生的ポジションといっているわけだけれど、動くように描く作家は宮崎駿氏いわく、非常に稀である。
伝説のアニメーター、金田伊功氏がその筆頭格で、
なかむらたかし先生もその系列であり、実に生き生きとした動きのある「静止画」を描く。
マンガだとこんな感じ。
今、こういう描き方をする人は若い人ではほとんどいない。
でも、ブルース・ティムの線をごらんになっても分かるように、眺めているだけでシュッと動き出すような絵の方がずっと魅力的にきまっている。
マンガ、アニメに限ったことではないが、冒険する大胆さが目に入らなくなって久しい。
ティム、なかむらたかし先生を初めて知ったなら、これからの若者たちのなかに大胆な試みをする人が現れてくれることを願ってやまない。
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