http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=21118#1
今回は誰もが一度は見た、ピンヘッドの「ヘルレイザー」。
と、その前に、クライヴ・バーカーを私はどのように受け止めているか、告白しよう。
初めて読んだのは、先日DVDが並んだばかりの「ミッドナイト・ミート・トレイン」で、第一印象は、血まみれでスタイリッシュなラヴクラフトという感じだったのだが、「セルロイドの息子」まで読んで、その独特の「異世界」感覚に、バーカー独自の世界観がやっとつかめてきた。
それでも何となく「肌に合わない」のは、バーカーの書き方が異常な世界からの視点がほとんどで、ラヴクラフトのように怖がりながら書くのではなく、怖がらせる何かを徹底的に追い求めるように書くという姿勢ゆえである。
それで「ヘルレイザー」も限りなく人智を超越した恐怖にこだわっていて、視覚的には面白いのだが、文章では中井英夫を繰り返し繰り返し読まされているようで、要するにクドかった。
従って、個人的には、バーカーは限りなく映画向けだと思っている。
「ヘルレイザー」は映画的に成功したおかげで、多くの続編が作られたが、多くがそうであるように、第一作を超える作品は皆無である。観るならこれだけ!!
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