http://www.imdb.com/title/tt1620604/
原題は「Somos lo que hay」。
今年のお盆は療養に努めているため、お休み。
せっかくの機会なので、英国の友人から送られてきたホラー映画を何本か観た。
まず印象的だったのが上にあげたメキシコ産「We Are What We Are」。
これは見た目は人肉嗜食の儀式を堅守する家族を描いた、メキシコ版「悪魔のいけにえ」なのだが、「悪魔のいけにえ」の突き抜け方と比べると描き方が明らかに違う。
ホラーの形を借りた、純粋な家族ドラマなのである。
第一印象としては、メキシコが抱える社会問題をストレートに描く社会派ドラマにせず、ホラーにしてまったのがスゲーなー!!という脱帽の気持ちであった。
ホラーと思って観ると、何と社会的な訴え、ドラマティックな盛り上がりが心にしみいることか・・・
それで、友人の映画バイヤーに「We Are What We Are」を観たか、凄いぞ!!と知らせたのだが、彼の上司たちが「儀式のために人間狩りをする子供たち」というのがヤバイというので仕入れなかったのだそうである。未公開作品としてのDVDスルーも難しいとか。
何と頭の固い連中だろう!!
映画に心身を預けて観ていない証拠である。確かに見た目はそうかもしれない。でも観た後は決してヤバイとは思わず、子供たちの哀しさに涙するはずなのだ。
メキシコが抱える家族像の危機を訴えた本作品は、そのまま、復興にのたうちまわりながら、家族像を見直さなければいけない我が国の現状につながるはずだとも感じた。
予告編でもごらんのように、路上生活をする子供たちを襲撃するシーンは、ショッキングでありながら、とてつもないリアルな何かを感じる。
興味をお持ちの方、英語字幕でも大丈夫という方は是非メッセージを。
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