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2010年09月13日05:25

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バイロン・リゲット(Byron Liggett )の短編を思い出しました。

「猫の村」で660匹と暮らす男、広大な土地を購入し世話に奔走する日々。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1339629&media_id=84

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バイロン・リゲットの作品に「猫男(The Cat Man)」というのがあるんですけれど、南洋の孤島に一人暮らしを始めた男が猫を増やしすぎて、ついには食われ、その島は猫で溢れかえり、共食いは当たり前、海中に潜って魚を捕るニューカマーまで現れるといった一種のバイオハザードなんですね。

男に物資輸送をしていた船乗りの主人公が男の死体(食われかけ)を発見し、飢えた無数の猫の襲撃を受けながら必死で島を脱出するくだりは、猫好きな私でも恐怖を覚えました。

ニュースのクレイグ・グラント氏も近い将来そうなることは大いに可能性がありますし、その村は恐怖の対象として誰も近づかなくなることでしょう。

今一度、猫を飼うならなぜ避妊手術が“義務”なのかを考えてみるにはいい機会だと思います。

バイロン・リゲットの「猫男」は我が国ですと、徳間文庫の「猫に関する恐怖小説」に収録されております。「ドラキュラ」で知られるブラム・ストーカーの「猫の復讐」など、怪奇小説ではメジャーな面々による猫ものがいっしょに読めるので、猫が大好きだからこそ読んでおくべきアンソロジーであります。

猫との正しい付き合い方は、よく女との付き合い方に揶揄されますが、全くその通りで、全面的に依存したりされたりする仲になりますと、悲惨な結末しか待っておりません。ある程度の厳しさと距離が必要なのです。

最後に、フレドリック・ブラウンが「火星人ゴーホーム」(ハヤカワSF文庫)で猫について述べた名文句がありますので、以下に引用しましょう。

ただ猫だけが、それぞれ最初の一、二回の体験ののち、火星人に馴染み、悠揚せまらぬ態度でかれらとつきあった。そういえば、猫というやつは昔から、どこか妙なところのある動物である。(稲葉明雄訳)
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