http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=319764#1
韓流おたくの犬神チルドレンのママさんが私のオススメに従って、「コックリさん」、「カル」、「4人の食卓」を観た。
母親をやっているなら、母がとり憑く「コックリさん」がいちばん怖いだろうと思っていたのだが、「4人の食卓」がダントツで怖かったのだそうである。
飛び降りる人間とベランダで目が合う・・・
コレがかなりキたらしい(二つ目の動画)。
駅前の高層マンション住まいだけに、当分のあいだはベランダに出られないとガクブルであった。
ストーリーはママさんには難しいものであったが、いちいち心をえぐるシーン満載だったので(子供がダンプにひかれるシーンとか)、ホラーとしてはそれなりに楽しめた(?)ようだ。
私はラストシーンでヨン(チョン・ジヒョン)が高層マンションのてっぺんに立って四方を眺めるシーンがいちばん心惹かれた。
これから死に向かう人間の心理の深奥を見事に映像化していると思ったからである。
韓国ホラーの特徴は、“痛い”、“エグい”、“モロ出し”の三拍子なのだが、あのシーンはそれらを遙かに凌駕する、ザックリと突き刺さるものがあったのだ。
私は飛び降り自殺を二度目撃している。
一度目は、幼少時、団地の下の駄菓子屋でホームランバーをなめていたら、突然目の前に人が降ってきた。“どさっ”ではなく、“ぷちっ”というような甲高い破裂音は今でも耳の奥に残っている。その時の私は何が起きたのか分からずに、周囲があわてふためくなかで、ホームランバーをなめ続けながら、レンガ敷きの上でゆっくり“ほどけてゆく”人体を眺めていた。
二度目は、人が死ぬということはどういうことかが分かってからで、中学時代にマンションのベランダを乗り越えて飛び降りる女性を駅のホームから目撃した。下は消防車、パトカー、野次馬でごった返ししていたから、長いあいだベランダにいたのだろう。私は飛び降りる瞬間、女性が自分の顔を両手で覆い、地面に叩きつけられるまでずっと覆ったままなのを見て、彼女なりの覚悟を感じた。
それ以来、私は極度の高所恐怖症、正確には飛び降り恐怖症になってしまった。
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