コレが公開当時のチラシ。なぜかオフクロが観に行ってて、我が家の映画コレクションにあります。
コレが今回発売されるDVDパッケージ。
「怪奇!吸血人間スネーク」。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=4125
発売日は四月七日。
この作品は確か小学生の頃、テレビの日曜洋画劇場で観た記憶がありまして、だんだんヘビになっていく姿が奇妙にエロティックだったのを強烈に覚えております。
なにゆえに、そう感じたのかは忘れてしまったので、その幼少時の感覚を取り戻すためにもコレは買い。
それにしても。
70年代は。
こんな動物パニックものばかり観ていましたね・・・「吸血の群れ」、「スクワーム」、「スウォーム」、「黒い絨毯」、「ウィラード」、「ベン」、「巨大クモ軍団の襲撃」、「巨大蟻の帝国」、「燃える昆虫軍団」、「恐怖!蛇地獄」、「ドッグ」、「グレートハンティング」・・・
「ジョーズ」の影ではあふれんばかりの動物ジャンルがこんなにあったのです。
現在でも。「アリゲーター」から脈々と巨大ワニだの、「アナコンダ」シリーズに代表される巨大ヘビだのとその手の作品は継承されていますが、使われる動物がホンモノじゃなくなった時点で、動物ジャンルはB級以下の出来に成り下がったといえましょう。
作品に戻りまして。
「怪奇!吸血人間スネーク」の生々しさは、執拗なまでのヘビ描写にあります。
それは本編を観てのお楽しみなのですが、脚本のしつこさに私はある作家のヘビものを思い出します。
それはラヴクラフトの教え子であったゼリア・ビショップの「イグの呪い」。
いわゆるクトゥルー神話のひとつとして「クトゥルー神話」のアンソロジーに組み込まれておりますが、ラヴクラフトの作品がそうであったように、一篇の立派なホラー短編として大いにショックを受ける内容であります。
こちらはマッドサイエンティストによる実験でも超常現象でもない、もうひとつの変身の過程が非常にショッキングなのですが、あのいやらしさと生々しさが「怪奇!吸血人間スネーク」に通じるものがあるわけです。
ちなみに「イグの呪い」は1929年に発表されたものなので、ひょっとすると「怪奇!吸血人間スネーク」はその影響の下で撮られたのかもしれません。
監督のバーナード・L・コワルスキーが奇しくも1929年の生まれであることを思えば、いよいよ確信してしまうという・・・笑。
なお、この監督は「X星から来た吸血獣」、「吸血怪獣ヒルゴンの猛襲」を撮ってもおり、マニアのあいだでは知られた監督ですが、私にはコロンボシリーズの常連でもあります。
このように。最近は入手をあきらめかけていたマニアックな作品が思いかげず発売される傾向にあるので、これからも虎視眈々とDVD市場を注視していきたいと思います。
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