ワープ気分が味わえる地下鉄
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1035808&media_id=46
祖父の日記によると、関東大震災で廃墟と化した東京において、上野と浅草を結ぶ地下鉄工事が着工した際、東京地下鉄道会社の創業者である早川徳次宛に、地下鉄全体をパノラマ化すれば客足も劇的に増えましょうという旨の手紙を書き送っている。
早川徳次本人ではなく、会社の名前で返信が来て、その内容は「子供にも優しいパノラマであれば考えないこともありませんが、貴方の提唱するパノラマだと返って客足が遠のきます、云々」であった。
祖父の提唱したパノラマは、本人いわく仏教徒らしく、
“地獄めぐり”であった。
改札口を三途の川に見立てて、列車に乗ると、終点まで八大地獄めぐりが出来るというパノラマのアイディアを書き送ったわけである。
当時、大正十四年。祖父が二十四歳の時であった。
個人的には面白いと思うのだが、サラリーマンたちの立場からだと何が悲しくて朝っぱらから地獄めぐりなどしなくちゃいけないのだと頭から却下するであろう。
それでも。
今回のニュースで、祖父に生き写しと言われる私は再度、東京メトロ宛てに私なりの「地下鉄パノラマ」のアイディアを書き送ろうという気になった。
それも極楽浄土めぐりも出来るという嬉しいバージョンアップ版である。ニヤッ。
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