私はマイ哺乳瓶なるものを持っていて、この年になっても、体温まで冷ましたホットミルクをチューチュー吸うことをしている。
私なりのストレス解消のひとつなのだが、隔離生活が続いているなか、急にどうしても哺乳瓶をくわえたくなって、布団の端っこをチューチュー吸いながら眠るまでになってしまったので、今日、おヒルに帰りにピジョンの哺乳瓶を買ってきてもらった。
色々試したなかでは、ピジョンの乳首が人体のそれに近い感触である。
当然、マイ哺乳瓶を持っている40歳男性は稀少なので、たいていの人はドン引きするのだが、先日はボイスにて同意してくれたマイミクさん(しかも若い女性)がいたので、ちょっと嬉しかった。
マザコン?赤ちゃんプレイ?
残念ながらどちらでもない。私が執着するのはまさに乳首そのもので、ホットミルクを飲むのは単に哺乳瓶の機能が飲むためのものだからに過ぎない。
乳児時代の私は母いわく、スッポンのごとく一度吸いついたらなかなか離れないのでほんとうに難儀したそうだ。
おまけに生えたての歯でもって乳首をカリカリ噛んでくるので、痛くてしょうがなかったとも恨み言を言っていた。
それはセックスを覚えてからも同じで、私と寝た女の子たちはほとんど乳首にかさぶたを作るはめになった。
近頃はようやく加減が出来るようになったが、それでも我ながら乳首に半分以上の時間をかけているような気がする(実際その通りらしいのだが)。
コレがなにゆえにマザー・コンプレックスではないと断言出来るのかというと、山羊や牛の乳首にも同じように吸いついて、悲鳴のようなメェー、ウモーを響かせたことがあるからだ。
恐らく、全身無数の乳房に覆われた宇宙人でも、吸いついて離れないであろう。
一体何がそこまで乳首に執着させるのかというと、自分自身が生まれて初めて「陶酔」出来た、幼児期のトリップ感を取り戻すことが出来るからである。
それゆえに、若い女性でも同意出来る人がいるのだ。
二本目のマイ哺乳瓶に嬉々として冷ましたホットミルクを入れてチューチュー吸う様を見て、おヒルは呆れた顔をしていたけれども、私の幸せそうな笑顔に触発されたのか、明日は自分の分も買ってくると言った。
ログインしてコメントを確認・投稿する