従弟にして当寺の当代住職のケンタが新型インフルエンザに感染した。
どうも出先でウイルスをちょうだいしたらしい。
元より。
ウチは真向かいの中学がインフルで閉鎖を繰り返し始めたのをきっかけに、細心の注意を払って対策してきた。
マスク、うがい、手洗いはもちろん、食事の前のアルコール消毒まで徹底してきたのである。
そしてカナリア。
私のことで、家族のなかで最も風邪をひく体質なので、誰もが、私自身でさえ、真っ先に感染するとしたら私だろうと予想していたので(市川では小学生の子供たちとべたべたしているし)、全員私の体調に注意していたのだが、ケンタがやられたというわけだ。
思えば、家族のなかでいちばん呼吸器官が弱いのは、ケンタだった。
喘息持ちなのである。
それだけに、持病持ちのインフル感染はヤバイので、昨晩は私の判断で救急車で病院へ搬送させた。
そこで検査の結果、呼吸器官の分泌物から新型インフルのウイルスを確認したという次第だ。
ケンタが出先から帰ってきて以来、ケンタと接触していないのは、京都に出張に行っている副住職のミスラ君と、週末の勉強会でクラスメイトの家に泊まっているおヒルの二人だけである。
それでミスラ君には出張が終わっても落ち着くまで帰ってこないようにと伝え、出張先のお寺に事情を話して滞在の延長をお願いし、おヒルにもしばらくお友達の家にやっかいになりなさいと伝え、お友達のお母さんにもよろしくお願いしますと電話口で頭を下げた。
市川の方は、「犬神先生連絡網」なるものが機能しているので、トップのサラさん(日蓮宗のお寺の娘。かつて犬神図書館で臨時メイドを務めた)にメールを入れるだけで事足りたのだが、私に毎日熱烈な内容のメールを寄こすココにも一応メールを打っておいた。
これで月曜の病院で全員感染しているか、していないかを確認するまでは、檀家の参拝客、来客とは面会謝絶である。
代わりに、亡くなった寺男の木村さんの奥さんのキムばあちゃんと檀家総代が代理人として参拝の面倒を見てくれる。
それから。
以前、買ったはいいものの、かさばるからという理由で物置にしまってあった「ホーロー洗面器」を引っ張り出して、消毒液をなみなみと注ぎ入れ、廊下の角に設置した。
コレはスプレーよりも心理的に“効く”という気になるため、断然オススメである。
みなさんも是非。
http://www.rakuten.co.jp/isk-tokyo/471515/454161/
ただ。
よしこさんは消毒液は手が荒れるからと、私みたいに底まで両手を沈めてたっぷり一分間はじっとしている洗い方をせずに、ちょいちょいと手揉みをするだけで済ませている。
子供たちも手が染みるからと、やはり手揉みなのだが、染みるってのが効きそうでバッチリだと思うのだが・・・
今日はよしこさんと二人で、ケンタの行動範囲の壁、床、家具、仏具などを拭き掃除しながら消毒して回ったので、汗びっしょりで腰が悲鳴をあげている。
こんな時は銭湯に行ってサウナで蒸されて、冷えたカルピスとアツアツのギョーザライスで胃の中を満たせばサッパリするのだが、外出が出来ないので、薬用入浴剤「八草の湯」入りの家風呂、生姜酒、生姜とほうれん草と豚肉の「常夜鍋」という夜である。
子供たちも飲むものがセンブリ茶のみという有様なので、実際泣きべそをかいている(この機会にとよしこさんが無理矢理飲ませているのだ、新型インフル予防になるからと・・・)。
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