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2009年09月24日22:38

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携帯で出会うパラレル・ワンセルフ。

■下半身画像をメール送信、女子高生3人書類送検
(読売新聞 - 09月24日 11:23)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=969314&media_id=20

デジカメを初めて買った時、まずやったことはセルフショットだった。
自分自身のミドルショットを撮り、フィルムカメラよりもスミズミまでハッキリ写る鮮明ぶりに驚嘆し、次に自分の視点では無理な角度からのセルフショットにチャレンジした。
即ち。
自分の陰部を撮ったのである。
地面に横たわった異性もしくは同性の視点から見える、私自身の怒張するペニスを撮ったそれを眺めていると、何だか私の知らない自分自身がそこにいるようで奇妙な気分になったものだ。

遠い昔、祖母の三面鏡を覗き込み、無限に広がる横一列の世界のひとつから、覗き込んでいる私自身の顔がふいにこちらを向いてニヤリと笑いかけるという悪夢にうなされた感覚に近いものがあって、思わずニヤッとしてしまった。

そんなデジカメの機能がついた携帯電話を初めて持った時、まずやったことは、当時つきあっていた彼女とのセルフショットの交換だった。

フォト


当然、ただのセルフショットで済むわけがなく、お互いの陰部はもちろん、ストレートな自己表現からソフトな演出まで、様々な“非日常”の自分自身を交換した。
ノーマルなセックスよりも昂奮したのは、ナマでの対面では絶対見せてくれないであろう、名状しがたい“表情”を眺めることが出来たことだった。
即ち、飾りっ気のない、まっさらな、狂気にも等しい自己陶酔の果て。その瞬間の表情は、一見無表情でありながら、右目は激しいナルシシズムに酔い、左目は凍てついた羞恥心で冷め切っているという、“何か”まで後一歩のギリギリぶりなのだ。

携帯でこういうコミュニケーションがとれることが分かって、自分のプライベートだけでなく、周囲にも「パラレル・ワンセルフ」との出会いをススメた。
パラレルワールドに存在するであろう、自分自身を写メで抽出しつつ、相手のそれと交換して評価しあうという・・・

特にススメたのは、思春期真っ盛りのティーンエイジャーで、私自身がティーンエイジャーの時にこういうことが出来なかったことへの復讐でもあったのだが、私を慕ってくれている真面目な少年の話を聞いていると、やはり真面目な少女とめでたく交際を始めたのはいいけれど、その交際が、生々しいキスとセックスに踏み出す勇気がない代わりにしているパラレル・ワンセルフ・コミュニケーションの上に成り立っているというのには、自分のことのように非常に昂奮した。

考えてもみたまえ。
ウブい少年少女が、携帯のなかだと、エグいくらいのポーズでお互いの陰部をさらけ出し、そしてお互いが見たこともないような謎めいた表情を見せ合えるという関係の素晴らしさを・・・
そういう世界でも恋愛関係が結べるというのは、非常に健康的な“進化”だと思う。

ニュースのように、ハダカが見たい、カネを出すから送ってくれ、じゃあハイ、100枚というようなコミュニケーションは、実に不健康そのもので、自分自身の謎、恋愛の妙味の何たるかも知らずに、動物以下のゾウリムシにまで退化して死滅すべき輩のとるやり方だ。

私はエロスを理解出来ない、また理解しようとしない連中を心の底から嘲笑って、大きく鬼面毒笑する。
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