前年10月の恋人宣言に続き、3月には結婚引退宣言と
79年から80年にかけての芸能界は、山口百恵一色に染まっていました
そうなるとレコードセールスに反映されそうなものですが
セールスについては爆発的な盛り上がりがなかったんですよね
事実上のラストシングル「さよならの向こう側」でさえ37.6万枚と
山口百恵にしては、いささか寂しい結果に終わるんです
仮に80年以降も歌手活動を続けたとしても、セールスのジリ貧傾向には
歯止めは掛からず聖子も登場するわで、あとから思えば結婚引退は
まさに千載一遇のタイミングだったんですね
そんな引退フィーバーに沸いていた80年3月リリースの「謝肉祭」です
これも加熱する報道とは裏腹に、28.6万枚とセールスは伸び悩みます
前作の「愛染橋」が百恵にしては大コケ(最高10位22.1万枚)しちゃう
んすが、その負のオーラを引きずっていたんでしょうかね
そのあたりがオリコンチャートに現われています
18-12-9-11- と登場4週目に、10位圏外に落ちてしまうんですね
この不振を見た製作側は、次作「ロックンロール・ウィドウ」を
2ヶ月の短いインターバルで発売することになります
と、書いてみたものの、前倒し発売については、ファイナルが先に
決まっていたであろうから、予定通りだったのかな〜?
「謝肉祭」のセールスは、この前倒し発売がなければもっと伸びたはず
なんですよね
発売80年3月 最高4位 登場15週 28.6万枚
オリコン18-12-9-11-7-4-4-5-5-13
かじやん25-14-8-6-5-4-3-3-5-8-12-19-26
ベストテン14-6-4-4-1-1-2-1-4-7-12-19
ベストテンではハガキのおかげで、1位にランクされています
作詞/阿木燿子 作曲/宇崎竜童 編曲/大村雅朗
詞曲はこれまでと変化はないものの、アレンジが萩田光雄ではなく
大村氏が起用されています
これは大ヒット作「異邦人」と今作がニュアンスが似通っているため
あえて萩田氏(異邦人編曲)を外したのでは?と思っています
謝肉祭における大村氏のオーケストレーションは 最高傑作といっても
過言ではないでしょう
イントロのスパニッシュギターとストリングスの絡みは素晴らしいです
異邦人のあのインパクトあるイントロに引けを取りませんね
ホントに分厚いサウンドで聴き応え十分です
♪人よりたくさん浮名を流し 人よりたくさん血を流す のバックで
聴けるギターはカッコいいですね〜 何度聴いても飽きません
(オリカラは素晴らしすぎます売らないさんありがとうございます)
この部分はコーラスを重ねるたびにアレンジを変えてますよね
山口百恵もスケールの大きな作品に負けることなく、
ヴォーカリストとしての側面を十分に発揮していると思います
一時「ジプシー」が差別表現になるとレーベルの自主規制により
ベスト盤などからカットされる憂き目に遭いましたが、現在は復帰
しているそうです
http://www.youtube.com/watch?v=H_DZlwRTdwE&feature=related
このベストテンの映像、昨日の事(一番最初の映像ね)様に覚えています
曲のイメージにピッタリのスケールの大きな豪華なセットでしたね
ログインしてコメントを確認・投稿する