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2009年01月08日23:34

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射手座生まれに乗る。

馬についてのマイミクさんの日記がきっかけで、馬との最高のコミュニケーション、全裸で馬に乗るという行為を思い浮かべながら、濃厚な食事を済ませた。
留守中の犬神図書館を預かっていた臨時メイドのサラさんに食事の残りの瓶詰めとお給金を手渡すと、早速、レディ・ゴディバの画像を検索した。

フォト


チョコレートのゴディバの元になった、イギリスのレディ・ゴディバ。領民への重税を免除するために全裸で馬に乗ったということで知られていて、現在でもイベントで女性たちが裸(厳密には全裸ではないようだが)で馬に乗っている。
私は想像したものだ、レディ・ゴディバはこれをきっかけに新しい快楽に芽生えたのではないだろうかと。
夫である領主の目を盗んで、しばしば草原で馬を全裸で乗り回して、馬の肌に自分の肌を重ね合わせる快感に耽溺したに違いないと。

それで、若い頃、乗馬クラブでインストラクターに無理を言って、遠く離れた牧場で全裸で鞍なしの牝馬に乗ることをやってみたことがある。
ハッキリ申し上げて、最高の快感のひとつだった。
性器が溶けて、牝馬と背中越しに合体して、ケンタウロスになったかというようなとろけるような感じだった。

フォト


いずれまたやってみたい。

さて、マイミクさんのツッコミでは、私が乗り回した馬はほんとうの馬ではなく、二本脚の馬ではないのか?とのことだったけれども、うまい返し方が思い浮かばずニヤッと笑うだけだった。
実は四本脚、二本脚のどちらも経験しているからである。

二本脚の馬はもちろん人間で、男女を問わず、射手座生まれという点にこだわった。
射手座にこだわった理由は、少年時代に読んだレイ・ラッセルの中編「射手座」(ソノラマ文庫海外シリーズ「モンスター伝説」収録)に深く感じるものがあったからだった。

ラヴァルの眼が黒い宝石のように光った。
「私はそこいらの凡人とはちがう。射手座の生まれだ。あんたは占星術のことなど何も知らんだろう?せいぜいのところ、射手座といっても、無害な弓の使い手の星座としか思っておらんだろう?
この射手というのが何者なのか、よく頭に刻み込んでおくことだな。それは・・・ただの熊でも、牡牛や蟹やひとつがいの魚、人間でもない。そもそも実在の生き物ですらない。かなり不自然な生き物、半分は人間で、半分はけだものだ。射手は半人半獣なのだ。そして、いいかね、ムッシュー・・・」
彼は一気にウイスキーを飲み干し、空のグラスでテーブルを叩いて、ウェイトレスの注意をひいた。
「いいかね」彼はもう一度繰り返した。「私の生まれついた星は非常に強い力を持っているので、実は前代未聞のことをやってのけたのさ・・・誰にも出来ないことだ!」


大人になったら、射手座の少年少女の上にまたがって、青髭ジル・ド・レーが射手座の生まれであることを思い浮かべながら、その力を自分のものにしようと思い続け、実際に何人か試してみた。
しかし、当然ながら、彼ら、彼女らはガッカリするくらいに普通の人間だった。

それで、乗馬クラブに行って、裸で馬に乗ることで自分を慰めたわけである。

でも、実際の占星術でも、射手座生まれは特別扱いされがちなので、彼ら、彼女らが自覚しなくても、ケンタウロスを飼い慣らす感覚で、遊び相手には持ってこいなのだ。
私は占星術や魔術は信じないけれども、雰囲気としては大好きなので、遊ぶきっかけとしては最高の口実だと思っている。
事実、上記のレイ・ラッセルの「射手座」の引用部分を口にするだけで、その気になった射手座の男女を籠絡させるのは簡単だった。

馬の方が難しいのである。
それはつまり、馬の方が人間より賢いことの証明にほかならない。

だから、今の私は、正直、人間の馬よりも本物の馬の方を攻略する方に心が傾いている。
私は蟹座だが、射手座の人間や馬にまたがることで、そういう角度から自らの内なる彼方を眺めてみたい。

人が獣臭さに性的な興奮を覚えるという傾向の奥底で、けものじみた自分自身に最高の興奮を覚えるからだということを自覚してこそ、我々は快楽というものに溺れず、快楽そのものをコントロール出来るかもしれない。


おまけ。
私がこれから通おうと思っている乗馬クラブ。

http://www.uma-crane.com/map/chiba.html

「クレイン千葉」。

ご一緒したい方は是非。

ちなみに全裸で乗馬を満喫出来るのは、色々聞いてみたところ、夏の北海道が一番とのことなので、こちらで乗馬に慣れたら、北海道もご一緒しましょう。
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