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こころに絵本をコミュの【報告と公開】10月「こころに絵本をワークショップ」

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mixi こころに絵本・ワークショップ10月
早稲田・預言カフェにて/2007年10月29日(月)午後5時より
by:モンとの

【報  告】
 初めての東京会場での開催でしたが、事前に参加意思のあった人もやはり当日の体調などで不参加となり、とてもささやかな集まりでした。
 参加できなかった方は、きっと次の機会にはおいで頂けるでしょうね、でも、「行きたい!」という気持を届けていただけただけでとても勇気をもらいました、ありがとう!。
 参加された少数の方々は、二つの机をよせてマイクも切っての朗読で充分の、贅沢な空間で密度の濃い時間を過ごせたと思います。朗読ボランティアを引き受けてくださったマイミクさんのお二人に感謝と拍手を捧げます、モンとのの読みでは、ああいういい雰囲気にならなかったと思っています。
 予定時間を1時間も超過してしまいましたが、それでも時間が足りず、最後のパートの、「3)たくさんのことを発見してみましょう」は宿題になってしまいました。開始前の雑談に熱が入りすぎたことを反省しています。
 トピにして公開しますので、ネット・ワークショップのように展開できたらいいですね。当日のレジュメに少し補筆したものを以下にアップします、お楽しみ下さい。
 3)へのレスにかぎらず、この作品に関わるさまざまなご意見をスレッドしてください。

【レジュメ】

1)こころの傷の回復と絵本の関わり合い
★「安全」と「受容」
 外界の刺激から安全で、とりあえず総てを受容(支持)される基盤にであうとき、こころの傷は回復への希望を取り戻すという。
 絵本のほとんどは、巧まずにこの二つの条件を本来的に備えているもの。無垢の幼いこころは、当然に二つの条件を必要としている。傷ついたこころも、易傷性においては、幼)いこころと同じ程度に置かれている。

★「個」の尊重と回復
 ☆子どもが成長する過程は、個の獲得の過程でもある。
 ☆個が尊重されないとき、子ども心は健やかな成長を妨げられ、複雑性心的外傷の発生環境がととのってゆく。そのまま生き延びてオトナになったACは、遅まきでも「個」を尊重されなければならない、そこから回復は始まる。
 ☆優れた絵本は、個の尊厳を伝え、尊重する姿勢のメッセージにあふれている。

2)10月の2冊/共通テーマと個別テーマ
★『わたしジョージア』
 ☆20世紀アメリカ現代美術を代表する女性画家、ジョージア・オキーフの伝記絵本
 ☆とてもとても個性的だったオキーフという画家の、人生と作品を自分の画法の中で再現してみせるという困難な課題に、みごとに成功している絵本作家/ジャネット・ウィンターに拍手をおくろう。
 
★『たいせつなこと』
 ☆20世紀前半のアメリカで出版され、それから60年以上もロングセラーを続けているこの作品は、数多いマーガレット・ワイズ・ブラウンの絵本の中でも特筆する価値を秘めている。なぜ、日本には最近まで翻訳されなかったか?。
 ☆子どもには、その場でおおきな感動や歓喜を与える仕掛けは全くない、日常や自然を静かに見つめること、思惟することの導きをするだけだが、嫌いにはならない。
 ☆おおくの哲学的なタネが潜み、何度も何度も再会する価値のある作品。

★共通のテーマは:
 ☆人間は個的存在であること
 ☆自分らしくとは、自分であること
 
★個別のテーマは:
 ☆自分が信じたこと、自分の感性は、追求してよいのだ/『ジョージア』
 ☆自分を呼ぶ世界があるなら、荒野でも価値は隠されている/『ジージア』
 
 ☆すべての物事やいのちには、存在する理由があり、尊厳も宿る/『たいせつなこと』
 ☆単に「いいおとなになる」とこでは不十分、あなたがあなたである必要がある/『たいせつなこと』

3)たくさんのことを発見してみましょう
★共通テーマについての発見

★個別テーマについての発見

★描かれたものには意味がある

★細部にも秘められた意味はないか?

★こころを育て、回復させる力はどこ(どの絵・ことば)にあるだろうか?

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