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放送大学コミュの脳科学の進歩 履修者の方へ

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印刷教材の本文で気になったので本部に質問したところ
回答していただけました。
回答をいただいても腑に落ちないのですが、
私の解釈はズレているのでしょうか。
長くなりますが御意見いただけたら幸いです。
(トピが不適切な場合は削除してください。)

以下、私が本部にしたメール内容
ーーーーーーーーーーーーーー
担当者様

「脳科学の進歩」印刷教材p.277下段の統合失調症の記述について、
「統合失調症は、自分のことを話し合っているような幻聴」
という箇所について質問させていただきます。
私の持っている精神医学の本「標準理学療法学・作業療法学 精神医学 :医学書院」では上記の症状は関係妄想とあります。
なので適切な記述であるのか審議していただけたら幸いです。

以下本部からの返答
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「脳科学の進歩(’06)」にご質問いただき誠にありがとうございます。
担当の先生より回答がございましたのでご連絡いたします。


「統合失調症は、自分のことを話し合っているような幻聴」という箇所についての質問ですが。

眼前に存在しない二人の声が自分のことを話し合っていると感じる
⇒自分のことを話し合っているような幻聴(対話性幻聴、などとも呼びます)

実際に存在する二人の人が自分と関係のないことを話し合っていて、それを自分のことについて語り合っていると思いこむ
⇒関係妄想

両者は別の症状です。

放送大学のテキストでは、「統合失調症は、自分のことを話し合っているような幻聴、自分の考えが筒抜けになっていると感じる妄想など、陽性症状と呼ばれる独特の精神症状に加え、感情や自発性が失われる陰性症状を伴う、慢性に経過する疾患である」となっております。
幻聴にも色々あり、例えば「蝉の声が聞こえる」というような幻聴は、統合失調症に特異的とはいえません。2人の人が自分のことを話している幻聴は統合失調症の特徴としてシュナイダーという人がまとめた、「シュナイダーの一級症状」11個
のうちの1つに挙げられているもので、統合失調症の本質である自我の障害を反映したものと考えられています。

一方、関係妄想、というのは、周囲で起きていることを自分に関連づける妄想のことであり、必ずしも統合失調症に特異的な症状とはいえません。
関係妄想は、外界の事象の正常な知覚に対して、誤った解釈を付与する「妄想知覚」と呼ばれる様式で生じる場合があり、この妄想知覚は、統合失調症に特異的なものとして、シュナイダーの一級症状に挙げられています。

「標準理学療法・作業療法 精神医学 :医学書院」に具体的にどのような記載があるのか、ご確認いただければ幸いです。


放送大学教務課教材係
TEL:043-276-5111(代)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「自分の事を話し合っているような」という表現は、
眼前に人がいないと思えるでしょうか。
私は実際に人がいると思ったために混乱しました。
幻聴にかかる表現であれば人がいないと解釈しますが、
穴埋めで出されてはどっちとも取れるのではないでしょうか。
どう解釈するかは個人の問題と言われればそれまでですが…。
長い愚痴のようになってしまい申し訳ございません。

コメント(4)

履修していませんが、当該症状に関係する仕事をしている立場からの意見です。

教務課の
> 二人の声が自分のことを話し合っていると感じる⇒幻聴
> 自分のことについて語り合っていると思いこむ ⇒関係妄想
> 両者は別の症状です。
は 正しいと思います。

 「どちらともとれる」という ご不満は、なるほどと思います。
次のような事実があるということで、納得できないでしょうか。

:一日中 部屋に閉じこもっている患者が、
「おれが苦しむのを喜ぶために「釧路33 11-11」「室蘭50 22-33」というクルマがとまっている」、という主訴なら幻視かもしれません。

:しかし、
「おれが苦しむのを喜ぶために「釧路33 11-11」「室蘭50 22-33」というクルマがとまっている」、という主訴(または愁訴)でも 実際にそのクルマがあるのなら 関係妄想といえるでしょうね。

 当人にとっては いずれも事実です。

ご指摘の文章は「幻聴」と断定して言葉を進めていますので、その表現は その一文だけをとれば、適切さを欠いているとは 思えないです。
「自分のことを話し合っているような幻聴」
「自分のことを話し合っているような関係妄想」
いずれの表現もアリです。
>山崎晴可さん
さっそくの御意見ありごとうございます。
私はPT3年目で精神科の患者さんも担当しており中途半端な知識があったために混乱してしまったと思われます。

放送大学のテキストでは、「統合失調症は、自分のことを話し合っているような幻聴、自分の考えが筒抜けになっていると感じる妄想など、・・・」

上記文章の『幻聴』、『妄想』の部分を穴埋めする問題が、
単位認定試験で出たのです。(試験問題の話をしていいのかな?)
印刷教材をちゃんと読んで試験に臨めば迷わなかったでしょうが、
問題として適切かどうかも本部に聞いたのですが回答はありませんでした。
 本来、ご貴殿は「試験問題が不適切だ」と述べたかったところを、
「教科書の記述が不適切だ」と教務課に指摘したわけですから、その回答が腑に落ちない のは当然です(笑)


 これは私の経験上で 他の方は異なる考えをお持ちかもしれませんが、
質問を含め 放送大学になにかを伝えるときは「文章の表面に はっきりと主旨をのせる」ことが大切だと思います。
 担当者は、たいへんな文書量を扱っているのですから、いちいち言葉の裏側とか読んでたら仕事にならんです。

:統合失調症は、自分のことを話し合っているような[   ]
には 幻聴・関係妄想 のいずれもあてはまると思うのですが、設問として適切であるか再考いただけますでしょうか?

というぐらいに。
理学療法士3年目とのことですが、質問の相手は
ドクターはドクターでも「研究者知識人としてのドクター」なのですから、質問は率直であってよいように思います。
質問の内容としてはトピックスにあげたときは省略しましたが、
テキストの文章が不適切なのに、その箇所が試験に出た場合の
採点はどうなるのですか?
としましたが、返答はテキストの文章についてのみでした。

いずれにせよ私の知識不足と文章表現力のなさが原因なので、
それがはっきりしてすっきりしております。
今後とも自己研鑽に努めたいと思います。
貴重なアドバイスありがとうございました。

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